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あさま山荘事件発生
1972(昭和47)年 極左暴力集団・連合赤軍メンバーの男5人が、長野県軽井沢町の河合楽器の保養所・あさま山荘にライフルや猟銃などで武装して押し入り、管理人の妻を人質に取って立てこもった。警視庁と長野県警の機動隊が人質救出作戦を展開するが、立てこもり犯らが銃撃などで抵抗したため難航。28日に警察側が最終勧告したうえで突入作戦を敢行。山荘の外壁に重機で穴を空け大量の放水や催涙弾、ガス弾発射で建物内に進入し、5人全員を殺人などの容疑で逮捕。人質は無事救出されたが、2人の警察官が犠牲となった。事件後、連合赤軍の他メンバーによるリンチ殺人が明るみとなったことで過激派組織に対する国民の目が厳しくなり、新左翼運動全般も徐々に退潮した。
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その他の出来事
大浦天主堂献堂式
1865年(旧暦:元治2年1月24日) 長崎市に大浦天主堂(正式名称「二十六聖殉教者聖堂」)が完成し献堂式が行われた。当時は禁教令下にあったが、在留外国人のためにパリ外国宣教会が建てた。浦上の潜伏キリシタンたちが翌月に天主堂を訪れ、神父に信仰告白しマリア像に祈りを捧げた。禁教250年間、カトリックの教えを受け継いできたことは「信徒発見」として、キリスト教史上の奇跡とされる。大浦天主堂は国宝に指定され、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」の構成遺産の一つにもなっている。
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作家・村上龍さんが誕生
1952(昭和27)年 作家村上龍(本名村上龍之助)が長崎県佐世保市に生まれた。武蔵野美術大在学中に書いたデビュー作『限りなく透明に近いブルー』が講談社の群像新人文学賞を受賞と芥川賞を受賞した。