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〈1976年の今日〉2月16日 : ロッキード事件の証人喚問始まる

社会 歴史

ロッキード事件の証人喚問始まる

1976(昭和51)年 衆議院予算委員会で戦後最大の疑獄事件といわれるロッキード事件の証人喚問が始まる。国際興業創業者で社主の小佐野賢治氏が「記憶にございません」を連発し、流行語となる。

これ以降、「記憶にございません」は追い詰められた政治家や官僚が答弁する際の常とう句となっている。特に、証人喚問は、虚偽を言えば偽証罪に問われるため、事実関係については発言を回避し、「記憶にない」で追及をかわすしかないということか。

「記憶にない」答弁は半世紀近く引き継がれているが、国会内の委員会室の様子で、現在と決定的に違うのは、灰皿が設置されていたということ。かつては、公の場での喫煙が普通のことだったのだ…ということに驚く。

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