
〈1968年の今日〉2月12日: 世界初のレトルト食品「ボンカレー」発売
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3分で本場の味!? 世界初のレトルトカレー発売
1968(昭和43)年 大塚食品工業(現・大塚食品)が世界初の一般向けレトルト食品「ボンカレー」を発売。調理の手間なく温めるだけで本格的なカレーが味わえると話題に。ちなみに、フランス語bon(良い、おいしい)と英語のcurryを組み合わせ、「おいしいカレー」という意味を込めてネーミングしたという。
当初はポリエチレン・ポリエステルの2層構造の半透明パウチで、賞味期限は冬場で3カ月、夏場で2カ月だったが、翌69年にはポリエチレン・アルミ・ポリエステルの3層構造のパウチを採用。光と酸素を遮断するアルミパウチによって、長期保存が可能になり、賞味期限も2年間に延びた。
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バナー写真 : 1968年販売開始時の「ボンカレー」(大塚食品提供、時事)