進化するニッポンのラーメン文化

【京都】創業78年・名店の醤油ラーメン・新宿&神保町『本家 第一旭』–東京で食べられる“ご当地ラーメン”

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京料理といえば出汁(だし)を生かした繊細な味わいが特徴だが、ラーメンはコクのある濃いめの醤油(しょうゆ)味が主流だ。1947年創業の老舗『本家 第一旭』は、その代表格のひとつ。京都屈指の名店として知られ、本店は早朝6時の開店から深夜1時まで行列が途切れることはない。そんな人気店の味を新宿区新宿御苑前と千代田区神保町で気軽に味わえる。

『本家 第一旭』の「チャーシュー麺」は、豚骨100%のスープをベースにしながら、意外なほどスッキリとした後味が特徴だ。麺は適度なコシがある中細ストレートを使用。しっとりと柔らかなチャーシューが器をぐるり囲み、シャキシャキのモヤシと香り高い京都名産の九条ネギが絶妙なアクセントとなって飽きがこない。思わず、最後の一滴まで飲み干したくなる一杯だ。

ホームページ:https://www.honke-daiichiasahi.com/

バナー写真:『本家 第一旭』の「チャーシュー麺」(1100円)、撮影=山川大介

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