進化するニッポンのラーメン文化

【名古屋】なぜかハマる激辛の台湾ラーメン・神田&新橋『郭 政良 味仙』–東京で食べられる“ご当地ラーメン”

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名古屋メシを代表する「台湾ラーメン」は、台湾料理と思われがちだが、実はれっきとした名古屋発祥のご当地ラーメンだ。そのルーツは名古屋市の『味仙』。創業者が台湾の「担仔麺(タンツーメン)」をヒントに生み出した。地元で人気を博し、2016年に満を持して東京に進出を果たした。現在は千代田区神田と港区新橋で味わえる。

名物の「台湾ラーメン」は、じっくり煮込まれた鶏ガラスープに、粗めに刻んだタカノツメとニンニクがたっぷり。ひき肉のうまみがスープに溶け込み、辛さだけではなく、奥深いコクがクセになる。ラーメンの他にも「青菜炒め」「腸詰め」「マーボー豆腐」など小皿料理が多数あり、テーブルを囲んで瓶ビールで乾杯すれば、まるで台湾の夜市のような雰囲気を味わえるのも魅力だ。

ホームページ:https://www.misen-ganso.jp/

バナー写真:『郭 政良 味仙』の「台湾ラーメン」(800円)、撮影=山川大介

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