Japan Data

「コメは国産がいい!」9割超―ぐるなび調査 : 1カ月の食費はコメ、肉類、野菜で増加目立つ

経済・ビジネス

コメの品薄・値上がりのニュースを見るたびにどんよりした気分に…。それでもやっぱり、国産のコメを食べたい気持ちは揺るがない!

ぐるなび(東京都千代田区)が、同社会員を対象には2月中旬に実施した食の実態調査で、昨年と直近の1カ月あたりの食費を尋ねると、コメ、肉類、野菜にかかる費用が400円以上増加していた。

昨年と直近1カ月の食費の比較

「国産」食材に対するこだわりは、コメは「必ず国産」が77.6%と群を抜いて高く、「出来る限り国産」も加えると9割が国産を望んでいる。乳卵類も「必ず」が5割超だった。

魚介類、肉類、果物では「特に国産にこだわらない」が3割に上ったが、一方で「出来る限り国産」も4割を超えており、「国産信仰」の根強さが明らかなった。

直近半年の買い物でどの程度国産品を選んだ?

食品の値上がりが続く中で、「コメ」「野菜」については国産品の購入が難しくなってきたと感じることが「頻繁にある」との回答が6割を超えた。「まったくない」は「豆・豆製品」で2割を超えるのみで、ほとんどの食材で、国産の購入が難しく感じることが「頻繁」または「たまに」ある。

国産の購入が難しくなってきたと感じることはある?

食に関する意識では、「鮮度」や「栄養バランス」に配慮しながら、「食材を使い切る」ことを重視するのに比べると、「旬」や「地産地消」へのこだわりは低めだった。

食生活で意識していること

バナー写真 : PIXTA

    この記事につけられたキーワード

    コメ 米騒動 物価高

    このシリーズの他の記事