
2024年の難民申請は1万2000人 認定は190人、最多はアフガニスタンから
国際・海外 社会
2024年に日本で難民認定申請をした外国人は前年比10.5%減の1万2373人で、難民として認定されたのは同37.3%減の190人だった。出入国在留管理庁が発表した。
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認定申請者の国籍は92カ国にわたり、主な国籍はスリランカ(19.8%)、タイ(17.2%)、トルコ(9.9%)、インド(7.7%)、パキスタン(5.7%)などとなっている。タイは2023年に184人(国籍別で12位)だったが、24年は2128人に急増した。
難民として認定された190人の国籍別内訳は、アフガニスタン102人、ミャンマー36人、イエメン18人、パレスチナ8人、中国5人などとなっている。認定の理由は「政治的意見」が最も多く177人、「人種」6人、「宗教」4人が続いた。
紛争からの避難民らを対象とし、難民に準じて保護する「補完的保護対象者」に認定された人は1661人で、このうちウクライナ国籍が1618人だった。
バナー写真:PIXTA