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消費額日本一 ラーメンは山形3連覇、ギョーザは浜松連覇

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中華の2大人気メニュー、ラーメンと餃子(ギョーザ)。2024年の消費額日本一はどこの都市?

2024年の中華そば(ラーメン)の消費額は、山形市が2万2389円で3年連続の日本一に輝いた。ギョーザは浜松市が4066円と、2年連続でトップとなった。総務省が2月7日に発表した24年家計調査で判明した。1世帯(2人以上)当たりの年間消費額を県庁所在地と政令指定都市ごとに集計した。

ラーメン消費額ランキング

ラーメンについては外食の消費額が対象。2位は新潟市(1万6292円)、3位は仙台市(1万5534円)だった。山形市は23年の消費額を4796円上回り、2位以下を大きく引き離した。

山形市は13年から8年連続で1位を守っていたが、21年に新潟市に首位を奪われ、22年に返り咲いた。4位には、黒いスープが特徴の「富山ブラック」で有名な富山市(13775円)が23年の5位から上昇した。

ギョーザ消費額ランキング

ギョーザは、スーパーなどで購入した持ち帰りの生ギョーザと焼きギョーザの消費額が対象で、外食や冷凍食品は含まない。2位は宮崎市(3517円)、3位は宇都宮市(2801円)が入った。それぞれ2年連続で順位を維持した。近年は浜松市を含めた3市によるトップ争いが続いている。

モヤシを中央にのせるのが浜松ギョーザの特徴(浜松市観光・シティプロモーション課提供)
モヤシを中央にのせるのが浜松ギョーザの特徴(浜松市観光・シティプロモーション課提供)

浜松ギョーザの特徴は、円形に並べて焼き上げ、中央にモヤシを添える盛り付けだ。浜松市の中野祐介市長は「ギョーザの盛り上がりを通して多くの方が浜松を訪れるようになり、地域の活性化につながれば」とコメントした。

バナー写真:大沼食堂の山形ラーメン(山形市提供)

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