
【桜前線】2月の気温低く開花はやや遅れぎみ―日本気象 : 3月25日の東京からスタート
環境・自然・生物 暮らし 文化
2月に入り各地で大雪が降り、桜前線は当初の予想よりも少し遅れ気味。でも、桜の花芽は寒さにさらされてこそ、「春が近づいている!」と覚醒して開花の時期を探り始めるのだそう。心浮き立つ春まで、もう一息です。
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日本気象(本社大阪)が2月13日に発表した「桜の開花・満開予想」によると、2月の気温が予想よりも低めに推移していることから、全国的に開花予想が当初より後ろずれし、平年並みかやや遅めの開花になるという。
トップバッターは、東京の3月25日。続いて、九州や四国の各地でも開花が始まる。関東以西の太平洋岸の地域では3月末から4月初旬かけてお花見が楽しめそう。東北や北陸での開花は4月に入ってから。北海道南端に桜前線が到達するのは4月末で、札幌の開花は東京より1カ月強遅い4月28日で、ゴールデンウイークがお花見最盛期となる。
日本気象は、北海道から鹿児島までの全国約1000カ所のソメイヨシノについて、開花・満開を予想している。すべての地点の開花・満開予想日や、桜の生長過程がわかる開花メーターは、お天気総合サイト「お天気ナビゲータ」で公開している。桜前線とペースを合わせて北へ向かう旅に出たくなる!
バナー写真 : PIXTA