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SNSで誹謗中傷 7%が加害経験
社会 技術・デジタル
社会問題化しているインターネットや交流サイト(SNS)上での誹謗(ひぼう)中傷。アンケート調査では7%の人が加害経験を告白した。
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多いか? 少ないか? ネット、SNS上で誹謗中傷をした経験を持つ人は7%おり、このうち5割強は誹謗中傷との認識がなかった。リーガルテック(法律関連業務を効率化するテクノロジー)を提供する企業「弁護士ドットコム」が2024年12月、同社サービスに利用登録する会員1329人を対象にネットを通じてアンケート調査した。
誹謗中傷したことがあるとした回答者(93人)のうち、自身の投稿が誹謗中傷と認識していたのは47.3%、認識していなかったのは52.7%だった。
誹謗中傷の内容(複数回答)で最も多かったのは、「容姿、性格、人格」に関するもので77.4%を占めた。「うそなどの情報」(29%)、「個人情報の暴露」(12.9%)、「脅迫」(11.8%)といった内容もあった。同社は、「予想外に過激なことをする人が多く、深刻な状況という印象だ」と話している。
投稿の動機(複数回答)は、「イライラの発散」が36.6%で最も多く、「嫌がらせ」(15.1%)、「相手が誹謗中傷してきた」(11.8%)などが続いた。誹謗中傷の相手(複数回答)は一般人(68.8%)がトップ。以下、芸能人(17.2%)、政治家(16.1%)など著名人が対象となっていた。
バナー写真:PIXTA