人口が一番多い市と人口が少ない市の差は1406倍!?: 人口最少の村は東京都にある!
都市 政策・行政 地域
人口370万人超の横浜市と、3000人に満たない北海道歌志内市。人口は1400倍もの差があるのに、同じ行政区分の「市」。
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総務省の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、2024年1月1日時点で最も人口が多い「市」は、横浜市(375万2969人)で、大阪市(275万7642人)、 名古屋市(229万7745人)の順で続いた。 横浜市の人口は静岡県全体の人口(360万6469人)より多く、大阪市は茨城県全体の人口(286万5690人)に迫る。人口100万人以上の都市は11市だった。
一方、人口2万人未満の市は37市。23年は33市だったが、1年で静岡県下田市、高知県須崎市、石川県羽咋市、北海道富良野市が加わった。
最も人口が少ない市は北海道歌志内市(2668人)で、最大の市である横浜市の1406分の1。少ない方からトップ5はいずれも北海道の市だった。
人口500人未満の町村は12村で、東京都青ヶ島村(156人)、東京都御蔵島村(291人)、沖縄県渡名喜村(300人)の順で続く。青ヶ島も御蔵島も伊豆諸島の島だが、行政区分上、東京都に属するため、日本一小さな村が世界的巨大都市東京にあるという不思議な現象が起こっている。
バナー写真 : PIXTA