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パリ五輪が開幕 日本のメダル予想は47個

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パリ五輪が開幕した。8月11日まで、アスリートたちの熱い戦いに世界中から声援が送られる。日本選手団は、2021年の東京大会で記録した史上最多メダル数を超えられるか?

パリ五輪が7月26日(日本時間27日)、開幕した。スポーツデータを分析、提供する米国の専門会社「グレースノート」によると、今大会で予想される日本選手団のメダル数は、金13個、銀13個、銅21個の計47個。東京五輪より11個減少している。

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各国のメダル獲得予想

同社の予想によると、メダル獲得ランキングのトップは米国で、金39個、銀32個、銅42個の計112個。2位は中国の計86個、3位は英国の計63個となっている。日本はランキング6位に入る。開催国フランスは、東京五輪の3倍近い金メダルを獲得すると予想されている。

パリ五輪開会式で、セーヌ川河畔の観客の声援に応える日本選手団=2024年7月26日、パリ(ロイター)
パリ五輪開会式で、セーヌ川河畔の観客の声援に応える日本選手団=2024年7月26日、パリ(ロイター)

東京五輪では、日本選手団は金27個、銀14個、銅17個の計58個と、史上最多のメダルを獲得した(「東京2020で史上最多58個のメダル獲得」)。パリ大会では金メダルが半分以下になるという厳しい予想となっている。

夏季五輪の女子選手がようやく5割に

一方、パリ五輪は史上初めて男女の選手数が同数になり、女子選手がこれまで以上に活躍するとみられる。第1回大会のアテネ五輪(1896年)に参加したのは14カ国の男子選手241人のみ。女子選手の初参加は第2回のパリ大会(1900年)で、男女が同数になるのに120年以上かかったことになる。

今大会の日本選手数は総勢409人。男子218人、女子191人で、同数まであと一歩のところにある。

パリ五輪開会式で、選手の到着を待つトロカデロ広場。日が暮れてエッフェル塔がうっすらと浮かび上がる=2024年7月26日、パリ(ロイター)
パリ五輪開会式で、選手の到着を待つトロカデロ広場。日が暮れてエッフェル塔がうっすらと浮かび上がる=2024年7月26日、パリ(ロイター)

バナー写真:パリ五輪の開会式が行われたパリ・セーヌ川上で、国旗を掲げる日本選手団の旗手で新競技ブレイキンのダンサーネームShigekix、半井重幸選手とフェンシングの江村美咲選手=2024年7月26日(ロイター)

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