
喫煙は「ストレス解消」のため…でも、実は禁煙したい!? : 喫煙所コミュニティは仕事にプラス
健康・医療 仕事・労働
居酒屋も喫茶店もタクシーも「禁煙」がデフォルトとなりつつあり、吸える場所を求めて流浪する喫煙者たち。それでも吸いたい理由は?
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健康志向の高まりで肩身が狭くなっている喫煙者。対面・オンライン診療のクリニックフォア(東京都港区)が、喫煙者521人に感じているメリットやデメリットを聞いた。
喫煙者の目的は、「ストレス解消・リラックス」56%、「気分の切り替え」54%が半数以上で、「生活の習慣になっている」30%が続いた。その他、「職場でのコミュニケーション」22%、「友人同士のコミュニケーション」13%など、人付き合いのツールとしている人も一定数いる。
働くうえでの喫煙のメリットは、「喫煙者同士だと業務にまつわる相談や会話がしやすい」37%が最も多く、「オンオフの切り替えがしやすい」32%、「仕事によるストレスが和らぐ」29%が続いた。喫煙所でのコミュニケーションやたばこ休憩を通じて仕事が円滑に進んだと感じた経験がある人は、「どちらかといえば」も含めて74%に上った。
ところが、今後の禁煙意向については、「どちらかといえば」も含めて73%の人が禁煙したいと考えていた。その理由としては、「お金がかかる」53%、「家や服の匂いが気になる」44%が上位だった。
バナー写真 : PIXTA