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子育て女性の7割超が孤立感: 「大人と話す機会がない」ため社会から隔絶

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「イクメン」が新語・流行語大賞のトップ10に入ったのは2010年。それから13年以上がたち、言葉はすっかり定着したものの、女性の負担変調が解消されたわけではない。子育て女性の孤立は深刻。

地域コミュニティアプリを運営するPIAZZA(東京都中央区)が、同社ユーザーで子育て経験のある人を対象に「子育て中の孤立・孤独」についてウェブ調査を実施、998人から回答を得た。回答者の内訳は、女性806人、男性172人、性別未回答20人で、このことからも育児の負担が圧倒的に女性に偏っていることがうかがえる。

子育て中の孤立や孤独については、全体(性別未回答も含む)では「よく感じる」「ときどき感じる」の「感じる計」が67.1%。性別でみると、女性は74.2%、男性35.5%と、女性の方が孤独・孤立を感じている割合が倍以上だった。

子育ての中の孤立・孤独感

職業別では、専業主婦(主夫)が78.0%で、全体の67.1%に⽐べ10.85ポイントも⾼かった。家庭以外のつながりや社会との接点が少ない場合は孤独や孤⽴を感じやすいといええる。

職業別の子育て中の孤独・孤立感

「どんなときに孤独を感じるか」の質問に対して、「⼦どもと2⼈きりでいるとき」58.1%、「大人と話す機会がない」46.0%、「子育て仲間の輪にうまく入れない」36.1%などが上位。

特に、「大人と話す機会がない」については、女性は半数近い46.8%の人が感じているのに対して、男性は21.3%と意識差が大きかった。相対的に育休取得期間が短い男性は子どもと2人だけで過ごす期間も短くて済むことと関係していそうだ。

バナー写真 : PIXTA

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