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50代は6時間未満睡眠が48% ―LINEヤフー調査 : 眠りの質のために「何もしない」3割

健康・医療

睡眠不足による注意散漫は事故のもととなり、慢性不眠によるうつ病や生活習慣病の悪化など、睡眠問題は心身の健康に大きな支障をもたらすといわれる。LINEヤフーの調査では、6時間未満睡眠の割合が最も高かったのは50代。

LINEヤフーは、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を通じて、全国15〜64歳の男女5255人を対象に、平均睡眠時間や睡眠の質の向上のための工夫について聞いた。

1日当たりの睡眠時間

1日当たりの睡眠時間は、「6~7時間」が3割超で最も高く、次いで「5~6時間」2割超、「7~8時間」2割。

年代別では、50代を除くすべての年代で「6~7時間」の割合が最も高く、それぞれ3割超~3割台後半。

「8時間以上」は、若い年代ほど高い傾向にあり、10代では2割弱。「7~8時間」と「8時間以上」を合わせた【7時間以上】の割合は、10代と20代では4割を超えた。

一方、「5~6時間」は50代と60代で3割前後と高かった。特に50代では、「5時間未満」と「5~6時間」を合わせた【6時間未満】の割合が最も高く、男女ともに5割弱だった。

睡眠の質を上げるためにしていることは、すべての年代で「照明を暗くする」「お風呂にゆっくり入る・リラックスする」「寝具を工夫する」がトップ3だった。「特に何もしていない」という人も全体で約3割で、女性よりも男性の割合が高かった。

バナー写真 : PIXTA

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