
小学生の眼鏡デビュー、最多は1年生 : スマホや携帯ゲーム影響か
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眼鏡ショップを展開するアイジャパン(さいたま市)の2024年3月の調査で、子どもが眼鏡をかけ始めた「眼鏡デビュー」は、小学1年生が最も多いことが分かった。眼鏡をかけている小学生の約7割が、小学3年生までに眼鏡デビューしている。保護者の多くは視力低下にスマートフォンや携帯ゲームの利用が影響していると考えている。
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アイジャパンが公表した小学生の眼鏡デビューに関する調査で、眼鏡をかけている小学生の保護者750人のうち、子どもが眼鏡をかけ始めた時期を「1年生」と回答したのは19.7%にのぼり、学年別で最多だった。「3年生」が17.3%、「2年生」が17.1%と続いた。5歳までに眼鏡をかけたのは15.6%で、眼鏡を掛けている小学生の69.7%が小学3年生までに眼鏡デビューしていることが分かった。
子どもの視力低下にスマホや携帯型ゲーム機が関連していると思うか質問したところ、「関連している」は40.0%、「どちらかというと関連している」は37.9%にのぼり、合計で77.9%だった。
子どもの視力低下に気付いたきっかけを聞いた質問で、最も多かったのは「視力検査」44.1%で、「黒板の文字が見えづらいと言うようになった」24.3%、「目を細める時が増えた」23.7%と続いた。
アイジャパンの担当者は「視力が低下していると、授業に集中できない、運動も上達の妨げになる場合もある」と指摘している。
バナー写真:PIXTA