気になる栄養成分は糖質・脂質・タンパク質―フジッコ調査 : 「ご飯もの」避ける人4割超
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残業中の空腹しのぎに軽食を買おうとコンビニに行くと、パッケージに「高タンパク」「低糖質」「低脂質」をうたう商品のなんと多いことか!世の中の栄養への関心の高さの現れ? それでも、ジューシー肉まんを選んでしまう私を許して!
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昆布や煮豆などの加工食品のフジッコが、20-60代の男女520人に食事の選び方についてインターネット経由でアンケート調査を実施。栄養成分などで気にしているものを聞いたところ、最も多くの人が選択したのは「糖質」34.6%で、「脂質」31.7%、「タンパク質」31.0%が続いた。
栄養成分などを気にする理由は、「体型維持のため」39.8%、「病気やその予防のため」38.7%、「ダイエット」31.7%が上位だった。体型や健康のため、糖質や脂質を抑え、タンパク質を取ろうという意識が強いことがうかがえる。
食べることを避けている(抵抗を感じる)料理は、「ご飯もの」44.2%、「揚げもの」41.1%がトップ2。罪悪感の象徴としても語られることのある「スイーツ」や「ラーメン」よりも、日常的な食事の糖質・脂質を気にしている人が多いようだ。
その一方で、 1食あたりの糖質、タンパク質の量の目安を決めている人は、いずれも2割にも満たなかった。フジッコは「多くの人は、なんとなく糖質が少なくタンパク質の多い食品を選んでいる結果、食事の選択肢を狭めている可能性が考えられる」としている。
バナー画像 : PIXTA