既婚者の68.2%がセックスレス傾向―全国4000人調査 : それでも夫婦仲は悪くない?
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既婚者のうち、「セックスレスではない」と認識している人はわずか32%。少子化が進んでいるのももっとも?
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システム開発のレゾンデートル(本社新宿区)が全国の20-50代の既婚者4000人(性別・各年代500人ずつ)を対象に、配偶者とのセックスについて聞いたところ、43.9%が「セックスレス」、24.3%が「ややセックスレス」と回答。既婚者の68.2%がパートナーとセックスレス傾向にあることが分かった。
性別・年代別では、女性は20代で51.0%だったのが、30代で67.8%に急増。特に完全なセックスレス状態の人が16.4%から39.2%と、倍以上に拡大する。男性も、20代で53.4%が30代で71.4%となり、完全なセックスレス状態の人が25.2%から41.8%に急増する。
夫婦仲についての質問では、セックスレスでない既婚者では「良い+やや良い」が66.0%なのに対し、セックスレス傾向の既婚者は「良い+やや良い」が57.2%と、やや低い傾向になった。それでも、6割近くは「夫婦仲が良い」と答えている。
セックスは最高の愛情表現などといわれるが、セックスレス状態にあっても、必ずしも夫婦仲が悪いわけではないようだ。
バナー写真 : PIXTA