10人に1人がファンをやめた―旧ジャニーズ性加害問題 : 「今後」に対する期待よりも不安が上回る
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かつてはドラマもバラエティもジャニーズなくしては成立しないように思えたが、あの事件をきっかけに様相が変化しつつある。性加害問題が明るみになり、ファンの心理はどう変化したのか?
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旧ジャニーズ(SMILE-UP.)の性加害問題は、2023年を象徴するニュースの一つといって間違いないだろう。
デジタルマーケティングのアップデイト(本社・東京中央区)が運営するotalab(オタラボ)が全国の10-40代6000人を対象とした調査で、92%が「旧ジャニーズの性加害問題を知っている」と回答。また、45%の人が旧ジャニーズに対するイメージが変化したという。
旧ジャニーズのファン経験がある826人に絞って、応援する気持ちに変化があったか聞いたところ、「変化はない」46.1%が最も多く、「応援する気持ちが高まった」21.8%が続いた。一方、「ファンをやめた」人は、11.1%だった。
旧ジャニーズの今後については「期待」33%を「不安」40%が上回った。
バナー写真 : PIXTA