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ご存知とは思いますが… 新語・流行語エントリー30語を100文字解説!

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年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30ワードが発表された。ザッと見て、「半分以上分からない!」とショックを受けていませんか? でも、乗り遅れた人と思われたくない! そんな見栄っ張りなあなたにコンパクト解説をお届け。

【I’m wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)】

「安心してください、穿(は)いてますよ」が新語・流行語大賞トップ10に入ったのは2015年。8年の時を経て、とにかく明るい安村さんが英国のオーディション番組に出場して再ブレーク。裸芸は世界共通言語なのか?

【憧れるのをやめましょう】

WBCで米国との決勝戦を前に、大谷翔平選手が「憧れには追い付けても越えられない。憧れるのをやめましょう」とチームメートを鼓舞した。憧れを追い抜いて活躍する大谷選手に、どれだけ野球少年が憧れているでしょう。

【新しい学校のリーダーズ / 首振りダンス】

制服姿の4人組ダンスボーカルユニット・新しい学校のリーダーズの楽曲『オトナブルー』は2020年5月に配信限定リリース。首振りダンスがTikTokで話題になり人気に火が付いたのは3年後の23年だった。

【新しい戦前】

昨年末の『徹子の部屋』で、タモリさんは来年がどんな年になるか問われ、「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と。発言の真意は分からないが、太平洋戦争前と同じ道を進もうとしていると解釈する人が多かった。

【アレ(A.R.E.)】

阪神ファンは18年ぶりの「アレ」を待ち焦がれていた!選手が優勝を意識しないように「アレ」と表現したというが、かえって気になる「アレ」。Aim / Respect / Empowerの頭文字であることを知っている人はかなりの阪神ファン。

【頂き女子】

デートやセックスの対価として “お小遣い” を要求するパパ活がエスカレート。マッチングアプリなどで知り合った男性を恋愛関係にあるかのように思い込ませ、家賃滞納などうその悩みを相談し、大金を巻き上げる。

【X(エックス)】

電気自動車テスラCEOのイーロン・マスク氏による買収で、Twitter社の名称が消え、「X」に。スマホのアプリから「青い鳥」はいなくなったが、小鳥のさえずり(=tweet)は続いている。

【エッフェル姉さん】

自民党女性局の海外研修で、エッフェル塔を背景にポーズを取る姿をSNS投稿、「血税で旅行か?」と炎上させた松川るい参院議員。大阪選挙区2期目。東大法卒、外務省出身。この騒動がなければ名前も知らなかったかも。

【NGリスト / ジャニーズ問題】

性加害問題をめぐるジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の2回目の会見の2日後、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」の存在をNHKがスクープ。ジャニーズは関与を否定、会見を運営したPR会社が謝罪した。

【オーバーツーリズム】

許容量以上の観光客で騒音や渋滞などの問題が発生、生活環境・自然環境にも影響が出る。コロナ禍前、2020年4000万人、30年6000万人の訪日客誘致の目標を掲げていた政府はオーバーツーリズムにどう対処するつもりだった?

【推しの子 / アイドル】

週刊ヤングジャンプで連載中の人気漫画『推しの子』は、産婦人科医が「推し」のアイドルの子どもに生まれ変わるという転生モノ。音楽ユニットYOASOBIが手掛けたアニメ主題歌「アイドル」は世界的ヒット。

【OSO18 / アーバンベア】

北海道で4年間に66頭の牛を襲ったヒグマ。最初の被害地オソツベツ、足幅18センチからOSO18と名付けられた。酪農学園大学・佐藤喜和教授が21年に出版した『アーバン・ベア となりのヒグマと向き合う』が現実となっている

【蛙化現象】

好きな人の些細な行動に嫌気がさして蛙にしか見えなくなる。元ネタとされるグリム童話「カエルの王子様」は、つきまとうカエルをお姫さまが壁に投げつけた瞬間、魔法がとけて王子になるという真逆の「王子化」物語。

【5類】

新型コロナウイルス感染症は5月8日をもって、感染症法上の位置づけが「2類」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行。マスク、黙食、アクリル板などが少しずつフェードアウト。

【10円パン】

韓国で大人気の「10ウォンパン」に便乗して、日本では「10円パン」。価格は10円ではなく、500円ほど。中身のチーズがとろーりと伸びて映える。ドラマ、音楽、メイク、フードと韓流ブームはとどまるところをしらない

【スエコザサ】

植物学者の牧野富太郎が1927(昭和2)年に仙台市で発見した新種、亡き妻・寿衛への感謝の気持ちを込めて名付けた。宮城県と岩手県南部に自生。高知県立牧野植物園のカフェではスエコザサのブレンドティーが飲める。

【性加害】

テレビや新聞の報道で、同意のない犯罪的な性的な行為であっても逮捕や起訴されてない場合に使う。映画界で監督のハラスメント告発が相次いだ2022年頃から使われるようになり、ジャニーズ事務所問題で頻出。

【生成AI】

「生成AI」とは、人工知能の一種で、自動的に文章や画像、音声などを生成する技術です。大量のデータを学習し、そのデータに基づいて新しいデータを生成します。例えば、文章を書くAIは、あるテーマについての記事を学習し、その知識を元に新しい記事を書き出すことができます。(←某・生成AIに「生成AIを100文字で説明して」と指示して出てきたフレーズ。28字オーバーの128文字。なんとか100文字にまとめようと粘る能力は人間の方が優れている!)

【地球沸騰化】

北米やアジア、欧州の広範囲を熱波が覆った7月、国連のアントニオ・グテレス事務総長は記者会見で、「温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来」と警告した。

【チャットGPT】

米国のOpen AI社が2022年11月に公開した生成AI(人工知能)。対話型の文章生成AIサービス技術への注目度がにわかに高まり、競合他社も相次ぎ参入した。なぜ「生成AI」と別項目にしたのかナゾ。

【電動キックボード】

道路交通法改正で7月から16歳以上であれば運転免許なしで乗れるようになった。ヘルメット着用は努力義務。最高速度を6キロに制限できる車体は、緑ランプを点滅させたうえで、自転車通行可の歩道も走行できる。

【2024年問題 / ライドシェア】

トラック運転手の時間外労働規制強化で、人手不足が深刻に。信書の扱いをめぐって長らく対立してきた日本郵政とヤマト運輸が提携に乗り出す歴史的決断。タクシー運転手不足でライドシェアも俎上(そじょう)に。

【ひき肉です / ちょんまげ小僧】

現役中学生6人のYou Tuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバーの1人、「ひき肉」の自己紹介ポーズがTikTokで流行。ソニー生命が実施した「将来なりたい職業」調査で中学男子のトップはYouTuber。早くも実現してしまったんだね。

【藤井八冠】

藤井聡太六冠は6月に20歳10カ月の最年少で名人位獲得し、羽生善治棋士以来、史上2人目の「七冠」。10月には激闘を制し王座タイトルも獲得。前人未踏「八冠」の偉業にも「実力以上の結果が出ているかな」と謙虚。

【ペッパーミル・パフォーマンス / ラーズ・ヌートバー】

侍ジャパンに電撃抜擢された大リーグ・カージナルスのヌートバー選手。出塁時に「身を粉にしてチームに尽くす」の意味をこめたコショウをひくパフォーマンスで人気者に。ミドルネーム「たっちゃん」の愛称で親しまれる。

【別班 / VIVANT(ヴィヴァン)】

自衛隊の秘密ちょう報部隊「別班(べっぱん)」を描いたTBSドラマ「VIVANT」。モンゴルでの2カ月にわたるロケや主役級俳優をこれでもかと投入して話題を呼び大ヒット。伏線を見つけたくて見逃し動画視聴する人も続出。

【観る将】

ヘボ将棋を指すだけが将棋ファンではない。指さない(指せない?)「観る将」が急増中。きっかけはニコニコ生放送の将棋中継。勝負だけでなく、対局中に注文するランチやおやつにまで注目が集まるようになった。

【闇バイト】

SNSなどで「高額・短期のアルバイト」と告知し、若者に強盗や詐欺など犯罪の実行役を担わせる。元締めの指示役が一番悪いのだが、片棒を担いだ罪は消えない。おいしい話には裏がある―若者に情報リテラシー教育を!

【4年ぶり / 声出し応援】

新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな社会活動が制限されたが、5類に移行をもってコロナ禍前の生活が戻った。4年ぶりの夏祭り、花火大会、海外旅行―当たり前のありがたさに感謝。

【Y2K】

Year2000の略。2000年代の服装が再流行し、「Y2Kファッション」と呼ばれる。厚底やローライズ、丈が短くお腹チラ見せのトップスなど。え?それってもう四半世紀前なの?当時のギャルも今や中年。

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