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優先席に座る?座らない? : 「必要とする人がいれば譲るつもり」で座る人も多い

社会 暮らし

電車に乗ったら、空いているのは優先席だけだった。高齢者ではないし、けがをしているわけでも、子どもを連れているわけでもない。座るか? 座らないか? 悩ましい!

わかもと製薬(東京都中央区)が実施したウェブアンケート(回答者数1949)では、「優先席に座ることがある」人が66.9%と7割近かった。

電車で優先席に座ることはある?

優先席に座る理由は、「その席を必要とする人がいたら譲るつもり」618人が最多で、「席が空いているのに立っていると邪魔になる」501人が続いた。「ずっと優先席に座るつもりではなく、空いているから座っているだけ」という意識の人が多いようだ。

優先席に座る理由

「優先席に座らない人」のうちの65%は、「必要とする人のために空けとおくべき」との考えだった。

優先席に座らない理由

マタニティマークは、全体の85%が「知っている」と回答、極めて認知度が高かった。

マタニティマークを知っている?

マタニティマークをつけている人が電車内で立っていたら、「(一般席に座っていても)席を譲る」が80%近く、「優先席に座っていたら譲る」も合わせると、94%が席を譲ると答えた。

電車でマタニティマークの人に席を譲る?

妊娠中の人に席を譲った経験がある人は54.9%。「困っている人にはいつでも譲るつもりでいる」の他、「マタニティマークをつけている」「お腹が大きかった」「立っているのがつらそうだった」など見た目で分かりやすいことも、席を譲る理由となっている。

バナー写真:PIXTA

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