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ペットの死、6割の人がロスに―アイペット調査

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毎日の時間を共にし、飼い主に全幅の信頼を寄せ、全身でうれしい、楽しいを表現してくれるペットは家族同然。いや、もしかしたら家族以上の存在。でも、人間よりも寿命が短く、多くの場合、飼い主よりも先に逝(い)ってしまうペット。それでもやっぱり、ペットと暮らしたい。

アイペット損害保険(東京都江東区)が、ペット(犬・猫)を亡くした経験があり、現在はペットと一緒に暮らしていない1000人を対象に実施した調査で、「自分自身や家族がペットロスになった」人は、全体の62.3%だった。

ペットロスになった?

「ペットロス」の症状としては、「突然悲しくなり涙がとまらなくなった」60.3%が最多で、「虚脱感、無気力」31.8%、「眠れない」15.1%、「食欲不振/過食」13.2%などの多様な症状に見舞われていた。

ペットロスの症状

悲しみを癒すきっかけとなったこととして、43.5%の人が「ペットを悼む気持ちを肯定する」を選択。現実と向き合い、悲しみを肯定することで乗り越えようとする人が多いようだ。続く「遺品整理」14.9%、「墓参り」13.2%も同じようにペットを失ったことを受け入れるための行動と言える。

悲しみを癒すきっかけになったこと

「機会があればペットと一緒に暮らしてみたいと思うか」との問いに対して、67%の人が「暮らしたい」と回答。失う悲しみを知っても、ペットと過ごす時間の尊さをもう一度、味わいたい人が多いようだ。

またペットと暮らしたい?

バナー写真 : PIXTA

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