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外出時、「マスクいつも着けている」4割―LINE調査 : 理由は「感染したくない」

社会 健康・医療 暮らし

暑さが本格化する季節、ただでさえ汗が噴き出してくるというのに、マスクを着けていると息が苦しい!でも、電車の中はいまだマスクをしている人が圧倒的な多数派。いつまで我慢できるかな?

3年以上にわたって私たちの生活に暗い影を落としていた新型コロナウイルスの感染拡大もようやく収束。2023年5月8日から感染症法上の分類は季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行した。マスクの着用は個人の判断にゆだねられているが、街中を行き交う人たちも、通勤電車の中もマスクをしている人が圧倒的な多数派。

LINEは、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で外出時のマスク着用状況について調査。「屋内/車内」「屋外」ともに、「いつも着けている」が最も多く4割前後、「だいたい着けている」が2割台後半だった。「屋外」の方が外している割合がやや高いものの、顕著な差はなかった。

外出時のマスクの着用状況

マスクをする場面として最も多かったのが「病院」76%となり、僅差で「混雑している公共交通機関」「コンビニ、スーパーなど」が74%で続いた。「(混雑していなくても)公共交通機関」も62%と比較的高かった。

どんな場面でマスクをする?

今後のマスク着用については、「常に」「できるだけ」を合わせた「着用したい」が55%と過半数。年代別では、20代は、「着用したい」が44%と最も低く、20代以降は年代が上がるにつれて「着用したい」割合が増えている。

今後のマスクの着用意向

マスクを「着用したい」と回答した人の理由としては、「自分が感染したくないから」約7割でトップ。年代別でみてもすべての年代で1位だった。10代に関しては、理由の2位が「恥ずかしい/顔を見られたくない」48.8%、「周囲の目が気になる」39.5%、「まわりの人がみんな着けている」36.3%など、人目を気にしていることがうかがえる。

マスクを着用したい理由(15-19歳)

調査は、全国の15歳~69歳の男女を対象に5月9日に実施。有効回答は1万450サンプル。

バナー写真 : PIXTA

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