エンディングノート : 75歳以上の66%が知っているが、準備しているのは23%
家族・家庭 社会
終末期や死後に備えて自分の情報や思いを書き残すことができるエンディングノートは、家族の負担を減らすことができる “終活” アイテムとして注目されている。しかし、実際に準備している人はまだ少数派だ。
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日本トレンドリサーチが斎奉閣・家族葬会館和ごころと共同で全国の男女1000人を対象に実施した調査で、50代より上の世代は、半数以上がエンディングノートを知っていた。75歳以上の人の認知率は66.5%だった。
ただ、実際にエンディングノートを準備している人は少なく、50代で8.0%、60代10.7%、70~74歳22.5%、75歳以上23.3%だった。準備している人に理由を聞いたところ、「母親が倒れた際に、きちんと終活していて大変、役に立った」「自分が死んだ後、残された家族が色々な処理に困らないようにするため」などの声があった。
エンディングノートを準備している人が実際に書き込んだことは、「財産・資産」83.7%が最も多く、「葬儀・お墓」68.2%、「相続・遺言書」51.9%が続いた。
調査の詳細は日本トレンドリサーチが公開している。
バナー写真 : PIXTA