Japan Data

漬物「ほぼ毎日食べる」は12.3% ―マイボイスコム調査 : 自宅で漬けず、市販品購入が主流

暮らし

食卓に欠かせない名脇役・漬物。パリッとした食感とほどよい酸味で口の中をリセットすると、再び登場する主役がいっそう引き立つ。健康によい発酵食品としても注目されているが、最近、漬物を食べる人が減っているという。

マイボイスコム(本社東京)が不定期に実施している「漬物に関する調査」で、食習慣として漬物を食べる人が減少傾向にあることが明らかになった。2005年調査では、週1回以上食べる人が8割を超えていたが、23年調査(1月初旬実施、1万89人回答)では6割まで低下した。「ほぼ毎日食べる」は12.3%にとどまった。特に、10~30代の若い世代の漬物離れが顕著だという。

どれぐらいの頻度で漬物を食べる?

好きな漬物(複数回答)は、「浅漬け」が55.0%で最も多く、「たくあん」「キムチ」も5割台の支持。「ぬか漬け」「白菜漬け」「塩漬け」「梅干」が各4割台だった。

好きな漬物・漬け方

漬物をどのように準備しているか聞いたところ、「市販品購入」が85.3%と圧倒的に多く、「調味料や漬け床を調合して自宅で漬ける」24.2%、「市販の漬物の素を利用して自宅で漬ける」21.2%だった。「ほぼ毎日」「週に4~5日」食べる人は、自宅で漬けている比率が高かった。

バナー写真 : PIXTA

発酵食品 漬物 梅干し