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一般道での後部座席シートベルト着用率42.9% : 道交法で義務化は08年から

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タクシーに乗るたびに、「安全のため、シートベルトの着用をお願いします」の表示に「面倒くさいな」と舌打ちしている、あなた!2008年から全ての座席での着用が義務化されています!

警察庁と日本自動車連盟(JAF)が2022年10月~12月にかけて実施した全国調査で、後部座席でのシートベルト着用率は、一般道路で42.9%(前年同値)にとどまった。高速道路は前年比2.3ポイント増の78.0%で、2002年の合同調査開始以来、過去最高。

調査は一般道781カ所約40万8000人、高速道路108カ所約8万8000人のシートベルト着用状況を目視で確認したもの。

道路交通法では、2008年6月から後部座席のシートベルト着用を義務化された。その年は後部座席着用率が急増したものの、法改正から10年以上が過ぎても他の座席と比べて着用率が低い状態で推移。特に、一般道路では半数にも満たず、シートベルト着用の重要性が十分に浸透していない。

一般道路でのシートベルト着用率

高速道路でのシートベルト着用率

バナー写真 : PIXTA

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