学校給食、人気のメニューは今も昔もカレー : 保護者世代はくじらの竜田揚げもランクイン
教育 食 暮らし
給食で好きなメニューの日は、なんだか朝からウキウキしていた。家で食べるカレーの方がお肉はたっぷり入っていたけれど、教室でみんなで食べるカレーライスは特別においしく感じられた。
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小･中･高校向けの教科書を発行する光村図書出版（東京・品川区書）は、全国の小・中学生とその保護者を対象に、給食に関するアンケート調査を実施。小・中学生に「給食の時間が好きか？」を聞いたところ、「好き/どちらかといえば好き」の合計は小学生91.0%、中学生80.0%で、子どもたちにとって学校生活の中でも重要な時間であることが改めて確認された。
小・中学生と保護者の双方に好きな給食メニューを聞いたところ、いずれも「カレーライス」がダントツトップで、2位は「揚げパン」が続いた。保護者3位の「ソフト麺」は、小・中学生では8位で、人気に差が見られた。上位のメニューは共通しているものも多い一方で、小・中学生9位の「手巻きずし」や、保護者9位の「くじらの竜田揚げ」など、世代による違いがみられるメニューもあった。
子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために、毎年1月24-30日は学校給食週間に定められている。調査は2022年11月に保護者と子ども500組を対象にインターネットを通じて実施した。
注 : ミルメークは粉末のコーヒー牛乳の素。牛乳嫌いの子どもでも残さず飲めるように開発された
バナー写真 : PIXTA