8割超が挙式やパーティーの実施に迷い―結婚トレンド調査2022 : コロナ禍前より招待客が大幅減
経済・ビジネス 社会 家族・家庭
結婚式の実施を迷ったカップルは8割以上―リクルートの結婚情誌『ゼクシィ』の調査で、コロナ禍が人生の大イベントにも大きく影響していることが明らかになった。
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リクルートの結婚情報誌『ゼクシィ』実施した「結婚トレンド調査2022」で、2021年度に実施した挙式、披露宴・ウエディングパーティーについて、「非常に迷った」「少し迷った」カップルは全体の83.8%だった。90%を超えていた2020年度と比べるとやや改善はしたものの、「多くの人が集まる」ことに対するハードルは依然として高い。
調査は2022年4~5月に郵送方式で実施。2021年度に挙式や披露宴をした5838人を対象とし、4016人から回収した。
21年度の挙式、披露宴等の総額の平均は303.8万円で、前年度調査より11.5万円回復したものの、コロナ禍前と比べると50万円程度低い水準。最大の要因は招待客数の減少で、コロナ禍前は60~70人台で推移していたが、20年度は42.8人、21年度は43.2人とこじんまりとした規模に。規模縮小した分、招待客1人当たりの費用平均は9.8万円と、コロナ禍前よりも高くなっている。ご祝儀の総額は前年度よりやや回復したものの、180.4万円にとどまった。
バナー写真 : PIXTA