「越前」「松葉」「間人(たいざ)」ブランドカニの知名度は? : 実はどれもズワイのオス
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カニは冬の味覚の王様。年末年始にたまのぜいたくをしようとお取り寄せを計画している人も多いのでは? 「越前がに」「松葉がに」「間人ガニ」とブランドはいろいろあるけれど、いずれもズワイガニのオスって知ってました?
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カニは水揚げする地域や漁港ごとにブランド化されているケースが多い。阪急交通社がブランドカニの知名度について聞いたところ、過半数の人が知っていたのは「越前がに」75.0%、「松葉がに」67.0%という2つのブランド。以下、「香住ガニ」20.3%、「間人(たいざ)ガニ」14.3%が続いた。
ちなみに、ブランド名は違えど、いずれも「ズワイガニ」「ベニズワイガニ」のオス。どれを食べても、間違いなくおいしい!
越前がに
福井県の漁港で水揚げされたズワイガニのオス。ズワイガニの中でも最高級品に位置づけられる
松葉がに
山陰地方で水揚げされたズワイガニのオス。細い足を松の葉にたとえて命名されたと言われる
香住ガニ
兵庫県北部の香住漁港水揚げされた「ベニズワイガニ」。松葉がにに比べて漁期が長く(9月~翌5月)、漁獲量が松葉がにより多いため、比較的リーズナブルな価格
間人(たいざ)ガニ
京都北部の間人港に水揚げされる松葉がに
舞鶴かに
京都の舞鶴港で水揚げされた松葉ガニのうち重量800グラム以上の姿の整ったカニ
加能ガニ
石川県で水揚げされたズワイガニのオス
津居山(ついやま)かに
兵庫県の津居山港で水揚げされる松葉がに
高志の紅ガニ
富山県で水揚げされたベニズワイガニ
柴山がに
兵庫県の柴山漁港で水揚げされた松葉がに
「カニはどうやって食べるのが一番おいしいと思うか?」聞いたところ、「ゆで」41.7%が圧倒的に多く、2位の「生(刺し身)」は17.1%だった。全体的には少なかったが、静岡、愛知、三重の東海地方では「揚げ」を支持する人が多かった。
バナー写真 : PIXTA