理想の食卓は副菜2品以上、でも現実は…
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疲れて帰宅すると、食卓には彩りよく栄養バランスの取れた夕食の準備ができている…なんて、夢のような出来事は夢の中でしか起こりません。実際は、週末に作り置きしたおかずと閉店間際のスーパーでゲットしたお総菜で綱渡り。食卓の理想と現実には大きな隔たり。
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旭化成ホームプロダクツが実施した調査で、食卓の理想の品数について聞いたところ、「主菜+副菜2品(計3品)」が48.5%で最も多く、「主菜+3」29.8%、「主菜+4」12.1%と続いた。9割超の人が、「主菜+2」以上が理想と回答した。
一方で、実際に用意している品数は、「主菜のみ」11.9%、「主菜+1品」36.1%で、約5割の人は理想に届いていない。
副菜の用意の仕方は、「当日の手作り」50.6%が最も多く、「事前に作り置き」が28.8%。「総菜を購入する」「冷凍食品を活用」は10%前後にとどまった。
作り置きのメリットとしては、「平日の時短」を挙げる人が75.2%と圧倒的に多く、「品数が増える」が60.6%。時間のやりくりに苦労しながら、少しでも豊かな食卓にしたい…という思いがにじむ結果となった。
調査は15歳以下の子どものいる家庭で、週1回以上料理をする20代~60代の男女800人を対象に実施した。
バナー写真 : PIXTA