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写真で振り返る羽生結弦選手の競技人生
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2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を遂げ、世界選手権も2度制した男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が2022年7月19日、記者会見を開き競技引退を表明。「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意した。これから競技会に出るつもりはない」と述べた。羽生選手の競技人生を写真で振り返る。
羽生選手が出場した主な大会と成績。SPはショートプログラム、FSはフリースケーティング。表中は敬称略。
2021-22
- SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」 振付:ジェフリー・バトル&シェイリーン・ボーン
- FS「天と地と」 振付:シェイリーン・ボーン
世界選手権 |
欠場 |
北京五輪で負傷した右足関節の捻挫が完治していないため欠場 |
北京五輪 |
4位(283.21) |
3連覇を狙ったが、SPでジャンプに失敗し、8位でスタート。FSでは4回転アクセルに挑むも着氷に失敗して転倒。表彰台には届かなかった
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四大陸選手権 |
欠場 |
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全日本選手権 |
優勝(322.36) |
国際スケート連盟(ISU)非公認ながら今季世界最高点をマーク。2年連続6度目の優勝 |
GP シリーズ |
欠場 |
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北京五輪のフリーで、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦。転倒し、回転不足と判定されたが、史上初めてクワッドアクセルと認定された=2022年2月10日(時事)
2020-21
- SP「Let Me Entertain You」
- FS「天と地と」
世界選手権 |
3位(289.18) |
SPは首位発進したものの、FSではジャンプでミスが出て得点が伸びなかった。優勝はネイサン・チェン(米国)、2位は17歳の鍵山優真 |
全日本選手権 |
優勝(319.36) |
新プログラムで今季初戦。SPではスピンでミスがあり羽生としては低い103.53点。FSではジャンプで高い出来栄え点を出し圧勝 |
GPシリーズ |
欠場 |
新型コロナウイルス感染拡大のリスクなどを考慮して欠場 |
2020年全日本選手権SPの演技(時事)
2019-20
- SP「秋によせて」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「オリジン」 振付 : シェイ=リーン・ボーン
- 四大陸選手権では平昌五輪で金メダルを獲得したSP「バラード」、FS「SEIMEI」にプログラムを変更
NHK杯ショートプログラムの演技後。コロナ禍前は、羽生選手の演技が終わるとファンがクマのプーさんのぬいぐるみをリンクに投げ入れるのが恒例だった=2019年11月22日、札幌真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(時事)
2018-19
- SP「秋によせて」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「オリジン」 振付 : シェイ=リーン・ボーン
ロシア杯フィギュアのショートプログラム(SP)=2018年11月16日、ロシア・モスクワで(AFP=時事)
2017-18
- SP「バラード第1番ト短調 / ショパン」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「SEIMEI / 映画・陰陽師」 振付 : シェイ=リーン・ボーン
- 五輪連覇で2018年7月国民栄誉賞(23歳での受賞は個人最年少)
平昌五輪でのFSの演技(時事)
フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの五輪連覇など、歴史に残る快挙で希望と勇気を与えたとして、史上最年少で国民栄誉賞を授与された=2018年7月2日、首相官邸。右は安倍晋三首相(時事)
2016-17
- SP「Let’s Go Crazy / プリンス」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「Hope&Legacy / 久石譲」 振付 : シェイ=リーン・ボーン
グランプリファイナルのショートブログラム=2016年12月8日、フランスマルセイユ(時事)
2015-16
- SP「バラード第1番ト短調 / ショパン」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「SEIMEI / 映画・陰陽師」 振付 : シェイ=リーン・ボーン
世界フィギュアSPの演技=2016年3月30日、米国・ボストン(時事)
2014-15
- SP「バラード第1番ト短調 / ショパン」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「オペラ座の怪人」 振付 : シェイ=リーン・ボーン
全日本フィギュアフリーの演技を終えた羽生=2014年12月27日、長野市(時事)
2013-14
- SP「パリの散歩道」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「映画ロミオとジュリエットより」 振付 : デヴィッド・ウィルソン
ソチ五輪でのSPの演技(時事)
2012-13
- ブライアン・オーサー氏に師事 拠点をトロントに移す
- SP「パリの散歩道」 振付 : ジェフリー・バトル
- FS「ノートルダム・ド・パリ」 振付 : デヴィッド・ウィルソン
NHK杯ショートプログラム=2012年11月23日、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ(時事)
2011-12
- SP「悲愴」 振付 : 阿部奈々美
- FS「ロミオ+ジュリエットより」「Plunkett&Macleaneより」 振付 : 阿部奈々美
グランプリファイナルでフリー=2011年12月10日、カナダ・ケベック州(時事)
2010-11
- SP「白鳥の湖より ホワイト・レジェンド」 振付 : 阿部奈々美
- FS「ツィゴイネルワイゼン」 振付 : 阿部奈々美
シニアデビュー戦となったNHK杯のフリーの演技=2010年10月24日、愛知・日本ガイシアリーナ(時事)
バナー写真:2020年全日本選手権SPの演技(時事)