戦後の主な要人襲撃事件
政治・外交 社会
自民党の安倍晋三元首相が2022年7月8日、奈良市内で参院選の応援演説中に、元海上自衛隊員の男に背後から銃撃され死亡した。戦後の主な要人襲撃事件をまとめた。
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要人が襲われた主な事件(戦後)
発生時期 | 内容 |
---|---|
1960年7月 | 岸信介首相が首相官邸玄関で右翼活動家に太ももを刺され重傷 |
1960年10月 | 浅沼稲次郎社会党委員長が演説中右翼少年に刺され死亡 |
1963年7月 | 河野一郎建設相の自宅を右翼が焼き打ち |
1964年3月 | ライシャワー駐日米国大使が、大使館を出たところで少年にナイフで襲撃され重傷 |
1975年6月 | 佐藤栄作元首相の国民葬に参列していた三木武夫首相を右翼団体の構成員が襲撃、顔面を殴打 |
1990年1月 | 本島等長崎市長が右翼団体の構成員に拳銃で撃たれ重傷 |
1990年2月 | 浜田幸一衆院議員が暴力団員に金属棒で殴られ負傷 |
1990年10月 | 丹羽兵助元労相が記念式典の来賓として訪れた陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市)でナイフで刺され死亡 |
1992年3月 | 金丸信自民党副総裁が講演中に狙撃される。銃弾は演台に命中したが、金丸氏にけがはなかった |
1994年5月 | 細川護熙元首相の近くで右翼団体構成員が発砲。細川氏にけがはなかった |
1995年3月 | 警察庁の国松孝次長官が東京都荒川区の自宅マンション玄関前で、白マスクの男に銃撃され、一時は危篤状態に陥った |
1995年5月 | 青島幸男東京都知事あての小包が爆発、都職員が負傷 |
1996年10月 | 岐阜県御嵩町の柳川喜郎町長が自宅で襲われ重傷 |
2002年10月 | 石井紘基衆院議員が右翼団体代表に自宅前で刺殺される |
2006年8月 | 山形県鶴岡市の加藤紘一自民党元幹事長の実家と隣接する事務所が右翼によって放火され、全焼 |
2007年4月 | 伊藤一長長崎市長が市長選の選挙運動中に暴力団幹部に銃撃され死亡 |
2022年7月 | 安倍晋三元首相が奈良市で参院選の応援演説中に背後から銃撃され死亡 |
バナー写真:自民党の安倍元首相が銃撃された現場付近を調べる捜査員ら=2022年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前(共同)