国の借金、過去最大の1241兆円―22年3月末 : 赤ちゃんから100歳超まで国民1人あたり1011万円
政治・外交 経済・ビジネス
少子高齢化で人口は減少、経済は停滞ぎみ。積み上がる借金を返せるあてがあるのだろうか? 国の借金は6年連続で最大を更新して1241兆円。
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国債と借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が2022年3月末時点で1241兆3074億円となり、過去最大を更新した。新型コロナウイルス対策のための財政出動などで、21年3月末から24兆8441億円増加。6年連続の最大更新。
2021年11月1日時点の日本人人口1億2272万8000人を基に単純計算すると、生まれたばかりの赤ちゃんから、100歳超の高齢者まで国民1人当たりの借金は1011万円超となり、初めて1000万円を突破した。
借金の大半を占める国債の残高は1年前から30兆5204億円増加して、1104兆6800億円。税金で返済する必要がある国の長期債務残高は1017兆円1000億円と、初めて1000兆円の大台を超えた。
バナー写真 : PIXTA