Japan Data

日本の食事:米食が4割強、パン食18%、麺類14%―農林水産省の食生活調査

暮らし 経済・ビジネス

農林水産省が「2021年度食生活・ライフスタイル調査」で全国30人の1週間の食事の実態を詳しく分析。主食は「米食」が4割強で最も多く、食事自体の食料自給率は平均40%だった。

同調査は2020年度に始まり、今回で2回目。「定量調査」と「写真調査」の2種類の調査があり、写真調査では年代・男女別・居住エリアの偏りがないように選んだ30人について、21年11月から12月にかけての1週間の食事を撮影するなどして分析した。

それによると、全630食(30人×3食×7日間)のうち、米食の割合が41.1%と最も多く、次いでパン食18.7%、麺類14.1%、「その他」(おかずのみや、フルーツやお菓子主体の食事)10.3%だった。男女別では、男性は比較的パン食、麺類が多く、女性は米食が多い傾向があった。

食事別では、朝食はパン食が34.3%と最も多く、米食と「その他」がそれぞれ16.2%。また31.9%が「食事なし」だった。昼食は米食36.7%、麺類28.6%、パン食17.1%の順。夕食は米食が70.5%と圧倒的に多く。麺類は12.4%、「その他」10.0%、パン食4.8%だった。

30人の調査対象者全員の7日間の食事について食料自給率をはじき出したところ、平均値は40%。前年(37%)を3ポイント上回った。男女別では男性41%、女性39%。年齢別では15-34歳が40%、35-54歳が39%、55-74歳が41%だった。

バナー写真:PIXTA

食事 農林水産省 食料自給率