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東京の累計感染者が100万人を突破 : 振り返ればさざ波のような第1波、第2波

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最初の緊急事態宣言が出た頃、東京の街は静まり返っていた。今、振り返れば、ごくごく小さな波だった。東京の累計感染者は2022年1月27日に50万人超え、わずか1カ月後の3月1日に100万人を突破した。大波に飲み込まれても、第1波の時のような緊張感も静寂もない。withコロナが日常になったということか。

東京の新型コロナウイルスの新規感染者の累計が2022年3月1日、100万人を突破した。

新規感染者数は2021年10月~12月は1日当たり数十人ペースで推移し、小康状態を維持していたが、感染力の強いオミクロン株が広がった2022年1月からの第6波で急増。1月27日に累計50万人を突破し、そこからわずか1カ月で倍増して100万人を超えた。

2月3日には1日当たりの感染者数が初めて2万人を上回った。その後は減少傾向が見られるが、依然として1万人前後の高い水準で推移している。

最初の緊急事態宣言が出された20年4月9日の東京都の新規感染者は87人。誰もが感染の恐怖におびえ、通勤時間帯も電車はガラガラで、オフィス街も静まり返っていた。その第1波もグラフにしてみると、ほとんど視認できなほどのさざ波だった。

小池百合子 コロナウイルス 新型コロナウイルス 緊急事態宣言 コロナ禍 コロナ コロナワクチン まん延防止等重点措置