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悲報!花粉シーズンスタート : スギは2月下旬~3月下旬、ヒノキは3月下旬~4月下旬ピーク

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春の気配とともに、ユウウツな花粉の季節がやってくる。厳しい寒さの影響で飛散開始は前年よりも遅めだったが、今週後半には西日本・東日本の広範囲でスギ花粉の飛散が始まるという。スギが一段落するとヒノキ花粉…。楽しいはずの春がうらめしい。

ウェザーニューズ(本社千葉市)は2月21日、花粉観測機による花粉検出個数やユーザーからの症状報告を総合した結果、東京都や九州など1都13県(※1)が既に花粉シーズンに入ったと発表した。

厳しい寒さの影響で、飛散開始は前年よりも遅めだったが、2月中旬からは九州や四国で最高気温が15度前後まで上がる日が出てきており、雄花の開花が進み、花粉の飛散シーズンに突入したという。

九州や中国・四国エリアでは3月中旬、関東や東海エリアでは3月下旬にかけてスギ花粉の飛散が続き、その後は4月中旬までヒノキ花粉が飛散する予想だという。

シラカバ花粉が飛散する北海道は道南・道央ではゴールデンウイーク前後、道北・道東では5月中旬に飛散ピークを迎えるという。

2022年の花粉飛散量は、北海道(シラカバ花粉)は21年比180%、東北北部や北陸では130%と前年より多くなる予想。関東・東海は前年と同程度。一方、21年に飛散量が多かった西日本は75%程度の見込み。

ウェザーニューズでは、1時間ごとのピンポイント花粉予想や、リアルタイム飛散状況を無料で提供している。

バナー画像 : PIXTA

(※1) ^ 東京、神奈川、埼玉、静岡、愛媛、高知、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島

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