
年収500万円で結婚、600万円で子ども、800万円でマイホーム : 20代の金銭意識調査
経済・ビジネス 家族・家庭
今や昔、世の中がバブルに浮かれていた時代は、「高学歴」「高収入」「高身長」の “3高” 男性がモテモテだった。バブル崩壊後の「失われた」時代に生まれ育った20代は、「さらに」「もっと」を求めるよりも、現実路線のようだ。
他の言語で読む
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
SMBCコンシューマーファイナンスが2021年12月に実施した20代の金銭感覚についての意識調査(有効1000サンプル)で、「結婚しようと思える世帯年収額」について聞いたところ、「500万円あれば」までの合計が 51.9%だった。
20年の調査では「500万円あれば」までの合計は47.9%で、過半数の人が結婚に前向きになるには600万円が必要だったので、結婚への年収ハードルが下がったことになる。
「1人目の子どもがほしい」と思える世帯年収額については、「500万円あれば」が14.1%と最も多く、「600万円あれば」までの合計で半数の50.0%となった。20年調査では、「600万円あれば」までの合計が47.9%だったので、こちらも年収ハードルが下がった。
マイホームを手に入れるには、さらに収入がアップしてからという意識があるようだが、「800万円あれば」までの合計が57.9%と過半数。20年調査では「800万円」までの合計は48.9%だった。
バナー写真:PIXTA