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新車販売、2年連続で500万台割れ : 世界的な半導体不足による減産痛手

経済・ビジネス 社会

新車販売は2年連続で500万台割れ。世界的な半導体不足で、メーカー各社が生産調整や新車の発売延期などを強いられたことが影響している。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2021年の国内新車販売台数の総計は444万8340台となり、前年比3.3%減と3年連続のマイナス。世界的な半導体不足や、東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大で部品供給が滞り、生産調整・減産を強いられたことが響いた。2年連続の500万台割れとなった。

登録車は前年比2.9%減の279万5818台。軽自動車も3.8%減の165万2522台と振るわなかった。新車販売全体に占める軽自動車比率は37.15%だった。

月次の前年同月比推移を見ると、7月以降、6カ月連続で前年比マイナスが続いた。需要は堅調でマイナス幅は縮小傾向にあるが、2022年も世界的なオミクロン株の拡大や原油高など不透明要因が残る。

ブランド別の2021年新車販売台数

年間販売台数 前年比増減率
トヨタ 1,424,380 ▲2.1
スズキ 608,379 ▲3.6
ホンダ 579,771 ▲6.4
ダイハツ 572,401 ▲3.4
日産 451,671 ▲3.6
マツダ 157,311 ▲11.2
スバル 101,312 ▲4.0
三菱自 77,674 10.5
全ブランド 4,448,340 ▲3.3

日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会のデータを基に作成

バナー写真 : 時事

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