宇宙に行った日本人 : 億万長者なら旅行できる時代が来た!?
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1990年、日本人として初めて宇宙を旅した秋山豊寛さんから、前沢友作さんまで宇宙旅行者14人を一挙紹介。
秋山豊寛 : 日本人として初めて宇宙へ
1942年東京都生まれ。TBS社員だった1990年12月、旧ソ連のソユーズに搭乗、宇宙船ミールに滞在。日本人として初めて宇宙を旅し、地球の映像を生中継した。
毛利衛 : スペースシャトルに初めて搭乗した日本人
1948年北海道余市町生まれ。1992年、スペースシャトル・エンデバー号に日本人科学者として初搭乗。2000年、2回目の搭乗。宇宙に飛び立つ最初の日本人になるはずだったが、1986年のチャレンジャー号の事故の影響で当初のスケジュールよりも遅れ、秋山氏に次ぐ2番目となった。
向井千秋 : アジア人女性最初の宇宙飛行士
1952年群馬県館林市生まれ。1994年、スペースシャトル・コロンビア号にアジア人初の女性宇宙飛行士として搭乗。1998年、再搭乗。
若田光一 : 日本人初のISS船長
1963年埼玉県生まれ。1996年、に日本人初のミッションスペシャリストとしてスペースシャトルに搭乗。2000年、国際宇宙ステーション(ISS)建設に参加。2009年、日本人初のISS長期滞在を実施。2013年11月からISSに188日間滞在し、後半は日本人初の船長。2022年10月から5回目の宇宙滞在。日本実験棟「きぼう」などで、大型月面探査車の部品開発に向けて潤滑剤などの液体挙動データの取得や、線虫による神経や筋肉、骨の老化に関する実験に取り組む。
土井孝雄 : 日本人初の船外活動
1954年東京都生まれ。1997年、スペースシャトル・コロンビア号に搭乗し、日本人として初の船外活動。2008年、エンデバー号搭乗、日本の宇宙実験棟・きぼう船内保管室をISSに取り付け。日本が開発した最初の有人宇宙施設に乗り込んだ初の日本人となる。
野口聡一 : 民間宇宙船クルードラゴン初号機搭乗
1965年神奈川県生まれ。2005年スペースシャトル・ディスカバリー号搭乗、ISS組み立てミッションに参加。2009年、日本人として初めてソユーズに船長補佐として搭乗。ISSに約5カ月半滞在。2020年、米スペースX社の開発の民間宇宙船クルードラゴン運用初号機に搭乗、ISSに166日間滞在。
星出彰彦 : 日本人として2人目のISS船長
1968年東京都生まれ。2008年6月スペースシャトル。ディスカバリー号搭乗、2012年7月ソユーズ搭乗、約4カ月の長期滞在で小型衛星放出や3回の船外活動。2021年4月から民間宇宙船クルードラゴン搭乗、ISSに約半年滞在、日本人として2人目の船長を務めた。
山崎直子
1970年千葉県松戸市生まれ。2010年、スペースシャトル・エンデバー号搭乗。ISSで長期滞在中の野口聡一さんとともに、日本人宇宙飛行士が初めて軌道上に2人同時滞在し、様々な共同作業。
古川聡
1964年神奈川県生まれ。2011年、フライトエンジニアとしてISSに165日間滞在。
油井亀美也 : 航空自衛隊テストパイロット出身
1970年長野県生まれ。2015年、フライトエンジニアとしてISSに約142日間滞在。
大西卓哉 : 全日空パイロット出身
1975年東京都生まれ。2016年にフライトエンジニアとしてISSに約113日間滞在。
金井宣茂 : 海上自衛隊医官出身
1976年東京都生まれ。2017年12月からフライトエンジニアとしてISSに168日間滞在。
前沢友作 : 日本人初の民間旅行者
1975年千葉県鎌ケ谷市生まれ。衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO創業者。ロシア宇宙船ソユーズに搭乗し、2021年12月8日打ち上げ、ISSに12日間滞在予定。日本の民間人として初の宇宙旅行。出発前、日本の民放ラジオに出演、搭乗費用について「100億円などと言われているが、まあそんな感じ」と話した。スペースX社が2023年実施を目指す月周回旅行の最初の乗客にも内定している。
平野陽三:日本人初の民間旅行者
1985年、愛媛県今治市生まれ。前沢さんのマネージャーとして同行し、2021年12月、日本人初の民間宇宙旅行者となる。
バナー写真 : 日本人として初めての宇宙旅行を前にした前沢友作さん(左)と平野陽三さん=2021年11月20日(ロイター)