
愛子さま成年皇族に : 写真で振り返る20年
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天皇、皇后両陛下がご結婚された1993年6月から8年。待望の赤ちゃんに日本中が祝福ムードに包まれた。
儒学の四書「孟子」の中で、広く人間社会で修養すべき重要な基本道徳を説いた一節「仁者は人を愛し、礼有る者は人を敬す。人を愛する者は人恒に之を愛し、人を敬する者は、人恒に之を敬す」から敬宮愛子さまと名付けられた。
愛子さまを腕に抱き宮内庁病院から退院する雅子さま(ロイター)
一般の七五三に当たる宮中の伝統行事「着袴(ちゃっこ)の儀」。5歳になる前後に天皇皇后両陛下から送られた童形(どうぎょう)服を着る習わし。
「着袴の儀」 2006年11月11日(代表撮影)(ロイター)
わんちゃんは家族の一員
皇后雅子さまはご結婚前にも犬を飼っており、大の犬好き。ご結婚後は、赤坂御用地に迷い込んだ犬が産んだ子犬を引き取り、ご夫妻でかわいがられていた。
天皇ご一家の写真にはしばしば “家族の一員” として犬が登場する。愛子さまにとっても、かけがえのない存在であることがうかがわれる。
神宮外苑を散策し、散歩中の犬の前でほほ笑む雅子さまと愛子さま(2002年11月21日 / 時事)
赤坂御用地で犬を散歩させるご一家 (2008年11月4日撮影 / 宮内庁提供)(ロイター)
ご一家で御料牧場に向かわれる際に愛犬「ゆり」を抱いた愛子さま(2009年5月 / 時事)
ティアラや勲章を着用したローブデコルテの正装姿で成年行事に臨まれた天皇、皇后両陛下の長女愛子さま[2021年12月5日、代表撮影](ロイター)
力強い筆文字
愛子さまは、宮内庁の職員組合文化祭美術展に書や工作、手工芸品などを毎年、出品されている。
2008年の書は、大好きな「犬」の文字。今にもじゃれて飛びついてきそうな生命感が伝わってくる。幼少の頃から、雅子さまの指導で毛筆の練習をされた成果か、愛子さまの筆使いはのびのびと力強い。
左 : 雅子さまに手を取られ名前を書く練習をされる愛子さま(2005年1月 / 宮内庁提供 / ロイター) 右 : 宮内庁職員組合文化祭美術展に出品された書(2008年12月 / 代表撮影 / 時事)
宮内庁職員文化祭技術展に出品された書(2012年12月 / 代表撮影 / 時事)
宮内庁職員組合文化祭美術展に出品された書 2013年12月11日(時事)
愛子さまは3~4歳の頃、都内の児童施設で同世代の子どもと絵の具や粘土を使ったり、音楽でのリズム遊びに参加し、表現力を磨かれた。
宮内庁職員文化祭に出品された工作には、よく見ると、大好きな犬が登場している。
手に絵の具をつけてお絵かき (2005年11月 / 宮内庁提供 / ロイター)
宮内庁職員文化祭美術展に出品された愛子さまの作品(2010年12月8日 / 代表撮影)(時事) 宮内庁職員組合文化祭美術展に出品された愛子さまの作品(時事、2013年撮影)
愛子さまは小学生の高学年から管弦楽部に所属し、チェロの演奏を楽しまれている。2013年の「オール学習院大合同演奏会」では、父娘での共演もされた。
オール学習院大合同演奏会で共演される皇太子さま(舞台上右から2人目)と愛子さま(舞台下左側奥から4人目)(2013年4月 / 代表撮影 / 時事)
お名前 | 愛子 |
称号 | 敬宮(としのみや) |
お誕生 | 2001(平成13)年12月1日 |
御印 | ゴヨウツツジ |
ご学業 | 学習院大文学部日本語日本文学科在学中 |
バナー写真 : 1歳の誕生日を迎え、皇居に向かう前に雅子さまの腕から皇太子さまに抱き付く愛子さま(2002年12月1日 / 代表撮影)(時事)