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ついつい頼ってしまうビニール傘、2人に1人は使ってる : 傘の値段2000円以下が6割

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コンビニや駅の売店では、ビニール傘だけでなく、1000円でお釣りがくるぐらいのお手頃な価格の傘の扱いが増えている。「お金はかけたくない」けれど「使い捨てにしてはいけない」という微妙な心理をついている?

梅雨だけでなく、台風や秋の長雨など雨の多い日本。調査会社プラネット(本社・東京港区)が男女4000人を対象に「使うことがある雨具」を聞いたところ、「ビニール傘以外の長傘」67.4%、「折りたたみ傘」67.0%がダントツで多かった。ただ、「ビニール傘」も49.4%で2人に1人は利用していることになる。

普段使っている傘の値段は、全体では「500~1000円」28.1%が最も多く、「1000~2000円」20.9%、「~500円」16.9%。ビニール傘でないにしろ、6割超の人が2000円までの比較的お手頃な価格帯のものを愛用している。

特に、男性は安い傘で済ませる傾向が強い。「~500円」「500~1000円」は男性の方が多く、それ以上の価格帯は女性が多かった。

想定外の雨や、雨具を忘れたことで急に雨具を買う頻度を聞いたところ、「買うことはない」が44.4%で最も多く、「1回未満」「1回程度」の合計が45%。職場などに置き傘をしているのは女性よりも男性が圧倒的に多かった。

バナー写真 : PIXTA

ビニール傘