2021年衆院選:自公で絶対安定多数過半数確保 岸田政権継続へ
政治・外交
10月31日投開票された第49回衆議院選挙で、自由民主党は公示前(276議席)から減らしたものの、追加公認した無所属も合わせて261議席を獲得。過半数(233)を上回り、絶対安定多数も確保した。公明党は公示前を上回る32議席で、連立与党合わせた293議席となった。
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新聞各社、NHKなどの報道によると、各党の獲得議席数は下図の通り。野党の日本維新の会が議席を大きく増やし、第3党となった。
推定投票率は55.98%。前回衆院選(2017年)の53.68%を上回った。
自民党の議席は選挙区189、比例代表72。選挙区は前回218より20以上減らしたが、比例代表は前回(66)を上回った。公明は選挙区9、比例代表23で、それぞれ前回より1議席ずつ増やした。
立民は選挙区57、比例代表39の96議席で、公示前(110)に届かなかった。共産も公示前(12)より減らし、10議席(選挙区1、比例代表9)にとどまった。
維新は選挙区16、比例代表25。国民は選挙区6、比例代表5だった。れいわ新選組は比例代表で3議席を獲得した。社民は選挙区で1議席を維持した。
バナー写真:当選確実の候補者名に花を付ける岸田文雄首相(中央)=2021年10月31日夜、東京都千代田区(時事)