
ジョギング人口、過去最多1055万人―笹川スポーツ財団調査 : コロナ禍で密を避けて運動不足解消?
スポーツ 社会 健康・医療
スポーツクラブにも行けない、地域の草野球チームの活動も休止…コロナ禍で運動不足ぎみの日々、「ジョギングでもするか!」と思い立った人が多かったのだろうか。密を避け、シューズさえあればいつでも始められる点が今の時代に合っている。
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笹川スポーツ財団が2020年に実施した「スポーツライフに関する調査」で、20歳以上の人のうち「年に1回以上」のジョギング実施率は1992年の調査開始以来、過去最高の10.2%、推計人口は1055万人となった。ほんの思いつきではなく、継続的にジョギングしている、「週1回以上」人口は579万人(5.6%)、「月2回以上」は724万人(7.0%)といずれも過去最多だった。
女性のジョギング実施率は、20代の15.8%が最も高く、1998年の6.1%から9.7ポイント増加している。30代~70代はほぼ横ばいで推移しており、ジョギング熱は低め。
一方、男性は30代の22.1%が最も高く、20代19.7%、40代19.3%、50代17.0%と続いた。20~50代の実施率は、調査年によるバラつきはあるものの、98年以降増加傾向にあり、特に30代の伸びが大きい。
バナー写真 : PIXTA