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新型コロナウイルス感染症流行・2021年6~7月の主な動き

政治・外交 社会 健康・医療

新型コロナウイルス感染症の流行に関連して、国内の感染者数や政治の対応などについてまとめた。(2021年6~7月分)

最新の主な動きについてはこちら

東京の新規感染4000人超 : 全国で最多1万2341人(7月31日)

全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は、1万2341人だった。1万人超えは3日連続。

東京の新規感染は4058人と、初めて4000人を突破し、4日続けて過去最多を更新した。埼玉は1036人で初めて1000人超となり、神奈川1580人で4日連続で最多を更新、大阪は5月8日以来の1000人超など大都市部を中心に感染が急拡大している。この他、千葉、沖縄、京都、栃木、静岡、群馬、新潟で、過去最多を更新した。

全国で最多1万743人の感染 : 東京3日連続で3000人超(7月30日)

東京で30日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1週間前の金曜日より1941人増の3300人となり、3日連続で3000人を超えた。神奈川と千葉がそれぞれ1418人と753人で過去最多を更新するなど首都圏で感染の拡大に歯止めがかからない。全国の新規感染は1万743人で過去最多を更新、2日連続で1万人を超えた。

神奈川、埼玉、千葉、大阪にも緊急事態宣言 : 東京、沖縄は期間延長(7月30日)

政府は感染が爆発的に拡大していることを受け、神奈川、埼玉、千葉、大阪の4府県を緊急事態宣言の対象に加えることを決めた。北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県には宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を適用する。いずれも期間は8月2日から31日まで。東京と沖縄に緊急事態宣言の期限も当初予定していた8月22日から31日に延長した。

アストラゼネカを公的ワクチン接種に追加(7月30日)

厚生労働省はアストラゼネカ(AZ)のワクチンを公的な予防接種に加えることを決めた。AZ製ワクチンは5月に承認済だが、極めてまれに血栓が生じるリスクがあることから、公的な予防接種には使用されていなかった。

インド由来のデルタ株の感染拡大で、接種が進んでいない40代、50代の感染者が急増していることなどを踏まえ、選択肢を広げる狙いがある。原則として、40歳以上への接種に限定する。

全国の新規感染、初の1万人超(7月29日)

全国の新型コロナウイルス感染者は1万699人と、1日当たりの感染者数として初めて1万人を突破した。東京、神奈川、沖縄で過去最多を更新し、首都圏の感染拡大が勢いを増している。国内累計感染者は90万人を突破した。厚生労働省の集計で重症者は前日より17人増えて539人となった。

東京の新規感染は3865人で、新規感染者の直近1週間平均は2224.1人となり、前週比161.9%。

感染力強いデルタ株拡大に危機感―尾身茂分科会長(7月29日)

政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は、首都圏を中心に全国で感染が拡大している状況について「大変な危機感。ワクチン以外にあまり感染を下げる要素がない」とする一方、感染拡大要因として、“コロナ慣れ” や感染力が強いデルタ株、夏休み、お盆、東京五輪を挙げ、「危機感が共有されなければ、医療のひっ迫はさらに深刻になる」と警戒を呼び掛けた。29日の参院内閣委員会(閉会中審査)での発言。

国内新規感染9576人 : 東京初の3000人台、首都圏で感染爆発(7月28日)

東京で28日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3177人だった。1日当たりの3000人を超えたのは初。2日連続で過去最多を更新した。国内全体では9676人と、初めて9000人を超え、これまでの最多だった1月8日の7958人を1600人超上回った。

神奈川、埼玉、千葉への緊急事態宣言、「必要なら機動的に対応」―西村担当相(7月28日)

西村経済再生担当相は衆院内閣委員会で、新規感染者が急拡大している神奈川、埼玉、千葉への緊急事態宣言発令について「要請があれば速やかに検討し、必要なら機動的に対応したい」と述べた。

東京、過去最多2848人の新規感染 : 第3波の2520人を大きく超える(7月27日)

東京で27日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は前週火曜日より1461人多い2848人で、第3波ピークの1月7日に記録した2520人を大きく超え、1日当たりの新規感染としては最多となった。直近1週間の1日当たり平均感染者数は1762.6人。神奈川は1月21日以来、半年ぶりに700人を超えて756人。埼玉593人、千葉405人など首都圏での感染拡大が勢いを増している。沖縄が過去最多354人、大阪は741人で5月15日以来、2カ月半ぶりの700人台となった。全国の新規感染は7629人で、1月9日以来の7500人超えとなった。

東京の累計感染者、20万人超に(7月26日)

東京で26日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は前週月曜日より702人多い1429人だった。累計の感染者は20万人を突破し、20万720人となった。直近1週間の1日当たり平均感染者数は1553.9人。この他、神奈川540人、埼玉449人、千葉509人と首都圏で感染の急拡大が続いている。全国の新規感染は4692人だった。

東京、日曜日として最多の1763人の新規感染(7月25日)

東京で25日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1763人だった。前週日曜日より755人増え、比較的感染者数が少ない日曜日としては最多を記録した。神奈川531人、埼玉449人、千葉279人と首都圏での急増が続いている。全国では5020人だった。

東京、5日連続で1000人超過(7月24日)

東京で24日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1128人だった。5日連続で1000人超となったが、前週土曜日より282人減少した。連休中で、検査受信数が大幅に減少していることが影響したとみられる。神奈川547人、埼玉345人、千葉301人となど首都圏を中心に依然として感染の急拡大が続いている。大阪は283人だった。連休中とあって、全国の新規感染は3574人と4日ぶりに3000人台に収まった。

野球部クラスターで、東海大相模が出場辞退(7月24日)

今春の選抜高校野球優勝の東海大相模が、神奈川大会の出場を辞退した。出場登録メンバーの17人がコロナ陽性判定を受けたため。

東京、4日連続で1000人台(7月23日)

東京で23日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1359人だった。前週の金曜日より88人増えた。当初、東京五輪が開幕するはずだった2020年7月23日の感染者366人よりも1000人近く多い。神奈川は652人で2日続けて600人を上回り、埼玉401人、千葉334人と首都圏1都3県で感染の急拡大が続いている。全国の新規感染は4225人だった。

全国の新規感染2カ月ぶりに5000人台(7月22日)

東京で22日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1979人だった。前週の木曜日より671人増えた。直近7日間の1日当たり平均感染者数は1373人となり、感染の急拡大が続いている。神奈川631人、埼玉510人、千葉343人と東京に隣接する3県でも感染が拡大している。全国の新規感染は5月22日以来、5000人を超え、5397人となった。

東京、半年ぶり1800人超(7月21日)

全国で21日新たに確認された新型コロナウイルス感染者は4943人だった。東京は前週水曜日より683人多い1832人だった。1800人を超えるのは1月16日以来約半年ぶり。直近7日間の1日当たり平均感染者数は1277人となり、第3波を超えるペースで感染の急拡大している。神奈川522人、埼玉381人、千葉302人と東京に隣接する県でも感染拡大の勢いが増しており、大阪も491人と急増した。

東京1387人の新規感染、累計19万人を突破(7月20日)

全国で20日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3758人だった。厚生労働省の集計で、全国の重症者は前日より14人増えて406人となった。東京は前週火曜日より557人多い1387人で、急拡大が続いている。前週同曜日を上回るのは31日連続。累計の感染者は19万1230人と19万人を突破した。直近7日間の1日当たり平均感染者数は1180人となった。神奈川、埼玉、千葉を加えた首都圏1都3県で全体の62%を占める。

北海道、「まん延防止」を国に要請(7月20日)

北海道の鈴木直道知事は、札幌市での新規感染者の急増を踏まえ、「まん延防止等重点措置」を適用するよう国に要請したと発表した。道は重点措置が適用された場合、酒類提供を午後7時までとするなど、より強い対策を講ことを検討している。 

経団連会長も開会式欠席(7月20日)

経団連の十倉雅和会長は、東京五輪開会式への出席を見送ると述べた。五輪大会の最高位スポンサーを務めるトヨタ自動車の豊田章男社長とパナソニックの楠見雄規社長も見送る考え。

東京、30日連続で前週同曜日を上回る (7月19日)

全国で19日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2329人だった。6日ぶりに3000人を下回った。東京は727人で、6日ぶりに1000人を下回ったが、前週の月曜日と比べ225人増えた。前週同曜日を上回るのは30日連続。厚生労働省によると、全国の重症者は前日より14人増えて392人だった。

モデルナワクチン、「12歳以上」に引き下げ(7月19日)

厚生労働省の専門部会は、モデルナ製ワクチンの接種対象年齢を、現行の「18歳以上」から「12歳以上」に引き下げることを了承。近く正式に認められる見通し。ファイザー製ワクチンは、5月に対象年齢が12歳以上に引き下げられ、公的接種の対象となった。

トヨタ社長、五輪開会式出席を見送り(7月19日)

トヨタ自動車は、豊田章男社長が五輪開会式への出席を見送る。五輪用のテレビCMも放映しない。新型コロナウイルスの感染拡大で多くの会場が無観客となるなど異例の大会であることを踏まえ、公式行事への同社幹部の出席を見合わせる。 

南アサッカー代表、濃厚接触者は21人(7月19日)

東京五輪・パラリンピック組織委員会は、コロナ陽性が確認されていた南アフリカのサッカー男子代表2人とチームスタッフ1人の、濃厚接触者が計21人に上ると発表した。内訳は明確にしなかったが、大半が選手だという。南アは22日の1次リーグA組初戦で日本と対戦が予定されている。

世界の累計感染者1億9000万人を突破(7月19日)

米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、世界の新型コロナウイルス感染者は18日夜の時点で1億9000万人を突破した。規制緩和が進む英国、デルタ株の感染拡大が深刻なインドネシアでは連日5万人規模の新規感染が確認されるなど、減少傾向だった新規感染は6月下旬以降、再び、増加に転じている。

全国で3103人の感染確認 : 東京5日連続で1000人超(7月18日)

全国で18日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3103人だった。3000人を超えるのは5日連続。東京は前週日曜日より349人多い1008人で、5日連続の1000人超。前週同曜日を上回るのは29日連続。比較的、感染者数が少ない日曜日に1000人を上回るのは、「第4波」最盛期だった5月9日以来。神奈川、埼玉、千葉を合わせた1都3県の合計で2009人となり、全体65%を占める。北海道は107人で、2日続けて100人を超えた。

英保健相、コロナ陽性 : ジョンソン首相も自主隔離(7月18日)

ジャビド英保健相は、新型コロナ検査で陽性だったことを公表した。ワクチン接種は2回完了しており、症状は軽いため、自宅で自主隔離する。ジョンソン首相も濃厚接触者に該当するため、自主隔離する。 

選手村で初の選手の陽性確認―五輪組織委(7月18日)

東京五輪・パラリンピック組織委員会によると、選手3人を含む国外在住者10人の新型コロナウイルス陽性が新たに確認された。3選手のうち2人は選手村に滞在中。村内での選手の陽性者は初めて。陽性判明者は1日以降で計55人に上る。

東京の新規感染の1週間平均が1000人超え(7月17日)

全国で17日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3886人だった。4日連続で3000人超。東京は1410人で、1月21日(1485人)以来、約半年ぶりの1400人台。前週土曜日を460人上回り、28日連続で前週同曜日超えとなった。また、新規感染の直近1週間平均も1012.0人と1月27日以来の1000人超え。

英国、半年ぶりに新規感染5万人超 : サッカー観戦影響?(7月16日)

英国で新型コロナの新規感染者が5万1870人になった。5万人を超えるのは1月中旬以来、半年ぶり。英国では6~7月にかけてサッカー欧州選手権が開催され、スタジアムのほか、パブなどでの密な状態での観戦が影響したとの指摘もある。  

東京の7日間平均、第4波のピーク超え(7月16日)

全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3432人で3日連続で3000人を超えた。東京は前週金曜日より449人多い1271人。1000人超えは3日連続、前週同曜日を上回るのは27日連続となった。また、直近1週間の1日当たり平均新規感染者数が946.3人となり、第3波のピークだった5月13日の933.9を上回った。神奈川は446人で2日連続で400人超。埼玉290人、千葉277人と合わせて首都圏1都3県で2284人となり、全体の3分の2が集中している。

神奈川県独自の緊急事態宣言発令へ : 酒類提供の全面停止要請(7月16日)

神奈川県は、「まん延防止等重点措置」の対象地域を、清川村を除く県内全市町に拡大することを決めた。認証した飲食店に条件付きで認めている酒類提供も、全面停止を要請。また、7月22日から8月22日まで、県独自の緊急事態宣言を発令する。

夏休みの帰省控えて―分科会・尾身課長(7月16日)

新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、夏休み期間中の感染拡大を防止するため、帰省や旅行などでの都道府県間の移動はできるだけ避け、必要な場合は「小規模分散型」とするよう呼び掛けた。ワクチン接種を終えた高齢者と会うための帰省については、2週間程度前から感染予防策を十分取るよう求めた。また、東京五輪・パラリンピックの観戦は、「家族などと家での応援」を推奨し、「広場や路上、飲食店などでの大人数の応援」は控えるべきとした。 

東京、半年ぶり1300人超え : 全国で2日続けて3000人超え(7月15日)

東京都の新たな感染者は1308人。1300人超は1月21日(1485人)以来、約半年ぶり。26日連続で前週同曜日を上回るとともに、5月の第4波のピーク(1121人)を2日連続で上回った。国内の新規感染者は2日連続で3000人を超え、3419人。神奈川は1月28日以来の400人台。

モデルナワクチン、対象年齢を「12歳以上」に引き下げへ(7月15日)

校正烏同省は、米モデルナ製ワクチンの接種対象年齢を18歳以上から12歳以上に引き下げる方針を固めた。19日にも開かれる専門部会に報告する。 

米ファイザー製ワクチンは、5月に接種対象年齢を16歳以上から12歳以上に引き下げている。

東京、第4波のピーク超え : 全国の新規感染3194人(7月14日)

全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3194人で、6月2日以来の3000人超えとなった。東京は1149人。新規感染者数が1000人台に乗せたのは5月13日(1010人)以来。前回の第4波のピーク(1121人)も超えた。前週同曜日を上回ったのは25日連続。

東京、24日連続で前週同曜日を上回る : 全国で2384人の新規感染(7月14日)

全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2386人だった。東京は前週の月曜日を237人多い、830人だった。前週同曜日を上回るのは24日連続。

酒出す店との取引停止要請を撤回―政府(7月13日)

政府は、酒類販売業者に対し、酒類の提供を続ける飲食店との取引停止を求めた方針を撤回すると発表した。与党や業界団体から強い反発が出ていた。

東京4回目の緊急事態宣言入り(7月12日)

政府は感染再拡大が続く東京都に対し、4回目の緊急事態宣言を発令した。期限は8月22日までの6週間。酒類を提供する飲食店に休業を要請する。東京五輪は、宣言下で7月23日に開幕し、首都圏4都県と北海道、福島県の全会場が無観客となる。

沖縄の緊急事態宣言と、埼玉、千葉、神奈川、大阪のまん延防止等重点措置の期限は8月22日まで延長。一方、北海道、愛知、京都、兵庫、福岡の5道府県を対象とした重点措置は11日をもって解除した。

新規感染5日連続で2000人超(7月11日)

全国で11日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2032人だった。2000人超が5日連続している。東京は前週日曜日より96人増えて614人。22日連続で前週同曜日を上回った。神奈川は389人で4日連続で300人超。首都圏1都3県に全体の66%が集中している。

全国の新規感染2458人: 首都圏1都3県に6割集中(7月10日)

全国で10日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2458人だった。東京は前週土曜日より234人増えて950人。21日連続で前週同曜日を上回り、リバウンが鮮明になっている。神奈川は310人で3日連続で300人超。埼玉147人、千葉204人と合わせて、首都圏1都3県で全体の6割を占める。大阪は200人で、6月3日以来、1カ月以上ぶりの200人台となった。

五輪、福島も無観客開催(7月10日)

東京五輪大会組織委員会は、福島県の県営あづま球場で予定されている野球とソフトボールの試合を無観客で開催すると発表した。内堀雅雄知事は、県内で新型コロナウイルスの感染者が増えていることなどを踏まえた「苦渋の決断」と説明した。

組織委は当初、首都圏以外の会場について観客を入れて開催する方針だったが、北海道が急きょ無観客に変更になったことで、福島県の決定に影響した。

首都圏1都3県に全体の6割占める : 東京950人、21日連続で前週同曜日上回る(7月10日)

全国で10日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2458人だった。東京は前週土曜日より234人増えて950人。21日連続で前週同曜日を上回り、リバウンが鮮明になっている。神奈川は310人で3日連続で300人超。埼玉147人、千葉204人と合わせて、首都圏1都3県で全体の6割を占める。大阪は200人で、6月3日以来、1カ月以上ぶりの200人台となった。

五輪、札幌ドームのサッカーも無観客(7月9日)

東京五輪・パラリンピック組織委員会は、札幌ドームで予定されている五輪サッカー全試合を無観客で開催すると発表した。組織委は当初、札幌ドームのサッカーは収容定員50%以内で1万人の観客数上限に基づいてチケット再抽選の対象になると発表していた。北海道の鈴木直道知事は、感染拡大防止の観点から、首都圏1都3県から札幌への観戦を控えてもらうよう組織委の橋本聖子会長に求めたが、同会長から納得いく回答が得られず、「実効性の担保が無理だと判断したため、無観客を決断した」と述べた。

五輪、首都圏は無観客開催―5者協議(7月8日)

東京五輪について、政府と大会組織委員会、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の各代表による5者協議で、東京都内を会場とする競技は全て無観客とすることが決まった。都の緊急事態宣言発令を受けた措置。神奈川、千葉、埼玉を会場とする競技も同様に無観客とする。

時短協力金を先払いへ―政府 : 誓約書の提出条件(7月8日)

政府は、12日からの東京都への4回目の緊急事態宣言で、営業時間の短縮要請に応じる飲食店に対し、一律日額4万円の協力金を先払いすることを決めた。支給遅れによる、資金繰りへの影響に配慮し、時短要請への協力を得るのが狙い。酒類提供の自粛などについて誓約書を提出することを条件とする。

政府が東京への4回目の緊急事態宣言を決定 : 全国の新規感染2246人(7月8日)

東京で8日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は896人だった。前週の木曜日より223人増えた。19日連続で、前週同曜日を上回った。政府は、東京に7月12日から8月22日まで4回目となる緊急事態宣言の発令と、沖縄に出されている緊急事態宣言を8月22日まで延長することを決めた。全国の新規感染は2246人で、2日連続で2000人超となった。

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東京に4回目の緊急事態宣言発令へ : 全国の新規感染1カ月ぶり2000人超(7月7日)

全国で7日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2191人だった。2000人を上回るのは6月10日以来、約1カ月ぶり。東京は全体の42%を占める920人だった。900人を超えるのは、5月13日以来。18日連続で、前週同曜日を上回っており、リバウンドの懸念が現実のものとなりつつある。神奈川250人、埼玉157人、千葉139人と首都圏全体として増加基調。政府は感染が再び拡大しつつあるとして、東京に4回目の緊急事態宣言を発令する方針を固めた。期間は7月12日から8月22日まで。23日に開幕する東京五輪は、緊急事態宣言下で開催されることになる。 

東京14日連続で前週同曜日上回る(7月3日)

東京で3日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は全私有の土曜日より182人増えて716人だった。前週同曜日の人数を上回るのは14日間連続で、700人を超えるのは3日ぶり。全国の感染者は1881人で、3日ぶりに1800人を上回った。 

急激な感染拡大懸念―都モニタリング会議(7月1日)

全国で1日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1754人だった。東京は1週間前の木曜日より103人増えて673人。前週同曜日を上回るのは12日連続。東京都のモニタリング会議では、「人流の増加や、感染性が高い変異株の影響を踏まえると、急激な感染拡大が危惧される」との警戒感が示された。

東京、10日連続で前週同曜日を上回る(6月29日)

全国で29日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1381人だった。東京はで29日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は476人だった。10日連続で前週同曜日を上回っている。

全国の新規感染3カ月ぶりに900人以下(6月21日)

全国で21日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は868人だった。毎週月曜日は少な目に出る傾向があるが、900人を下回るのは3月22日以来、3カ月ぶり。新規感染者が100人を上回ったのは、東京236人と神奈川135人のみだった。一方、岩手、新潟、宮崎など11県は0だった。

東京、4日ぶり400人下回る(6月19日)

全国で19日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1520人だった。厚生労働省の集計で、重症者は前日より35人減の740人。東京は388人で前週土曜日より79人減少。新規感染が400人を下回るのは4日ぶり。山梨は過去二番目の水準の46人だった。

東京都、五輪パブリック・ビューイングを中止(6月19日)

小池百合子東京都知事は、東京五輪・パラリンピック開催期間中に都内で予定していたパブリック・ビューイング(PV)を全て中止する表明した。PVは代々木公園、日比谷公園など6カ所で実施を予定していたが、人流を抑制するとともに、ワクチン接種会場として活用するため。

東京3日連続で前週同曜日を上回る(6月18日)

全国で18日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1623人だった。厚生労働省の集計で、重症者は前日より15人増えて775人となった。東京の新規感染は453人で、前週の金曜日より18人増加し、3日連続で前週同曜日を上回った。

政府は、沖縄を除く9都道府県の緊急事態宣言を解除する方針を固めた。このうち7都道府県はまん延防止等重点措置に移行する。全国で16日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1709人だった。厚生労働省の集計で、重症者は24人減の803人。東京の新規感染は、前週の水曜日より61人増加して501人。500人台となったのは6月3日以来。神奈川、千葉も前週水曜日の感染者数をわずかながら上回っており、首都圏で下げ渋り傾向が出ている。北海道は4日連続で100人以下。島根県で初めての死亡者が確認された。

北海道の新規感染8週間ぶり100人以下(6月13日)

全国で13日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1387人だった。厚生労働省の集計で重症者は前日より38人減の852人。東京の新規感染は304人で、前週の日曜日より47人少なかった。北海道は82人で、4月19日以来8週間ぶりに100人以下となった。

全日空で職域接種スタート(6月13日)

全日本空輸は、国際線の運航に関わるパイロットと客室乗務員を対象に職域接種を開始した。今後、職場や大学などの単位で実施する接種が、本格化する。

東京、30日ぶりに前週同曜日を上回る(6月12日)

全国で12日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1944人だった。東京の新規感染者数は緩やかな減少傾向が続いていたが、30日ぶりに前週同曜日を上回る467人だった。神奈川も247人で前週を上回っており、下げ渋っている。厚生労働省の集計で全国の重症者は前日より52人減の890人となった。

重症者4月30日以来の1000人以下に(6月11日)

全国で11日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1937人だった。厚生労働省の集計で重症者は前日より73人少ない942人となり、4月30日以来、42日ぶりに1000人を下回った。東京の新規感染は435人で、前週の同じ曜日を下回るのは29日連続。直近7日間の1日当たり平均感染者数は386.4人。大阪は134人、沖縄と北海道はそれぞれ145人。神奈川は220人で高止まりしている。

大規模接種センター、対象を全国に拡大(6月11日)

政府の東京と大阪の大規模接種センターは、接種予約の受け付け範囲を全国に拡大した。14~27日分の計21万人の予約枠に対し、2割程度の予約しか入っていないため。当面は65歳以上に限るが、接種券の送付が進めば、年齢範囲の拡大も検討する。

米、ファイザー製ワクチン5億回分を寄付(6月10日)

バイデン米大統領は10日、新型コロナウイルスのワクチン5億回分を追加購入し、途上国に供与すると発表した。年内に2億回分、来年上半期に3億回分を中低所得の92カ国とアフリカ連合(AU)に供与する。

東京の7日間平均、2カ月ぶり400人以下に(6月10日)

全国で10日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2046人だった。厚生労働省の集計で、重症者は前日より40人減の1015人。東京の新規感染は439人で、28日連続で前週の同じ曜日を下回るった。直近7日間の1日当たり平均感染者数は391.7人と、4月6日以来2カ月ぶりに400人以下となった。大阪は148人だった。

東京で440人の新規感染 : 27日連続で前週同曜日を下回る(6月9日)

東京で9日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は440人だった。前週の同じ曜日を下回るのは27日連続。直近7日間の1日当たり平均感染者数は401.6人となった。大阪は153人だった。

全国で1884人の新規感染 : 東京26日連続で前週下回る、大阪も減少傾向(6月8日)

全国で8日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1884人だった。東京は369人で、前週の同じ曜日を下回るのは26日連続。大阪は1週間前より11人少ない190人と新規感染者数は減少基調だが、死亡者は25人と高水準だった。山梨の新規感染は43人と過去2番目の水準だった。

大阪の新規感染2カ月ぶり70人台(6月7日)

全国で7日、新たに確認された新型コロナ感染者は1278人だった。東京は235人で、25日連続して前週同曜日を下回り、減少傾向が続いている。大阪は78人。70人台は3月22日以来、2カ月半ぶり。8割の自治体は前週の月曜日の感染者数より少ないか横ばいだった。

全国で2022人の感染確認(6月6日)

全国で6日、新たに確認された新型コロナ感染者は2022人だった。重症者は前日より26人減って1131人。東京は351人で、24日連続で前週の同じ曜日を下回った。大阪は145人と3日連続の100人台。一方、神奈川県は249人と前週よりも増加した。

東京、22日連続で前週同曜日下回る : 全国の新規感染2595人(6月4日)

全国で4日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2595人だった。重症者は前日より29人減少して1198人。東京の新規感染は472人で、22日連続で前週の同じ曜日を下回った。大阪も減少傾向が続き新規は189人だったが、死亡者数が22人と高水準。沖縄は247人だった。

東京の7日間平均が1カ月半ぶりに500人以下に(6月3日)

全国で3日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2831人だった。重症者は前日より57人減の1227人。東京の新規感染は508人で、1週間前より176人減少。前週同曜日を下回るのは21日連続。直近1週間平均の1日当たり感染者数は475.3人で、4月14日以来、1カ月半ぶりに500人以下となった。愛知、大阪の新規感染はそれぞれ288人と226人で、いずれも1週間前を下回った。

沖縄、県立学校を2週間の休校へ(6月3日)

沖縄県は、県内全域の県立学校を7日から20日まで2週間休校することを決めた。未成年者の感染が急増し、学校でのクラスターが発生しているため。市町村立学校にも同様の対応を取るよう求める。

オリパラ、現状の感染状況では「普通はない」―尾身分科会長(6月2日)

新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は衆院厚生労働委員会で、東京五輪・パラリンピックについて、「今の状況でやるというのは、普通はない。このパンデミックでは」との認識を示した。「その状況でやるのであれば、開催規模をできるだけ小さくし、管理体制を強化するのが主催者の義務だ」と述べた。

過去の新型コロナウイルス関連の主な出来事は以下にまとめている

2020年3月以前><2020年4月><2020年5月><2020年6月><2020年7月><2020年8~9月><2020年10~11月><2020年12月><2021年1〜2月><2021年3月><2021年4~5月

バナー写真 : 国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

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