東京の自宅療養者2万人超で高止まり : 都基準の重症者7日連続で最多更新
健康・医療 政治・外交
「切り札」と言われていたワクチン接種が進んでも、感染は抑え込まれるどころか、かつてない勢いで増加している。医療提供体制はひっ迫し、不安な気持ちを抱えながら自宅療養を強いられている人が増えている。
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東京都では、感染第5波が本格化した7月中旬以降、自宅療養者が急増、8月16日時点で過去最多の2万2166人となった。2万人を超えるのは5日連続。
都内の自宅療養者は7月1日時点では1006人だったが、1カ月後の8月1日に10倍増の1万1018人となり、半月でさらに倍増の2万人台となったことになる。これとは別に、入院・療養等調整中の人が16日時点で1万1642人に上る。
一方、都の基準による重症者は前日より17人増えて268人となり、7日連続で過去最多を更新した。
バナー写真 : PIXTA