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意味もないただの飲み会が懐かしすぎる!: “緊急事態”が日常となった東京

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ワクチンでも “かつての日常” は戻らず、“緊急事態が日常” となった東京。今年は忘年会できるのかなぁ?

“緊急事態” がいつ始まったのか思い出せないほどに、東京では緊急事態宣言が恒常化している。現在、発出中の4回目の宣言も9月12日まで再延長が決まった。

2021年のカレンダーに「緊急事態宣言」期間をオレンジ、「まん延防止等重点措置」適用期間は黄色で塗りつぶすと、なんでもない「ふつうの日」は、今年に入ってたった28日しかない。

2021年1月8日からの2回目の緊急事態宣言の発令を前に、菅義偉首相は「1カ月後には必ず事態を改善させる」と力強く発言した。が、結局、3月半ばまで2カ月半にわたって続いた。

4月25日からの3回目の緊急事態宣言の発令を前に「ゴールデンウイークの機会を捉え、短期間に集中して感染を抑え込む」と強調した。が、結局7月末まで2カ月強続いた。

4回目の緊急事態宣言は7月12日にスタート。首相は「ワクチン接種によってかつての日常を取り戻すことができる」と、国民に理解を求めたが、ワクチン接種が進んでも“かつての日常” は戻らず、“緊急事態が日常” となっている。

狭い居酒屋で、ぎゅうぎゅうに詰めて座って、じか箸で料理をつつき、他愛ない話題で大笑いしたあの頃が懐かしい!

バナー写真 : PIXTA

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