令和最初の横綱・照ノ富士誕生―モンゴル出身5人目 : 平成以降の横綱一覧
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外国出身力士で最初に横綱となったのは米国ハワイ州出身の曙。令和になって最初に誕生した横綱・照ノ富士はモンゴル出身。平成以降、7人の外国出身の横綱が誕生しているが、このうち5人はモンゴル出身。
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日本相撲協会は7月21日、番付編成会議と臨時理事会を開き、大関照ノ富士(本名ガントルガ・ガンエルデネ、伊勢ケ浜部屋)の横綱昇進を満場一致で決めた。照ノ富士は21年の春場所優勝し、大関昇進後の夏場所でも優勝。7月の名古屋場所は千秋楽で横綱白鵬に敗れたものの、14勝1敗の好成績を残した。
新横綱の誕生は2017年の稀勢の里(現・荒磯親方)以来4年ぶり、歴代では73人目。令和に入ってからは初の横綱となる。平成(1989年)以降の横綱昇進は照ノ富士を含め11人だが、このうち7人が外国出身力士。モンゴル出身としては朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜に続く5人目。
名古屋場所で全勝優勝した白鵬は、幕内優勝回数を歴代最多の45回(2位は大鵬の32回)に伸ばし、モンゴル勢の強さを見せつけている。
平成以降の歴代横綱
名前(優勝回数) | 出身 | 在位 |
---|---|---|
旭富士(4) | 青森県 | 1990年9月~1992年1月 |
曙(11) | 米国 | 1993年3月~2001年1月 |
貴乃花(22) | 東京都 | 1995年1月~2003年1月 |
若乃花(5) | 東京都 | 1998年7月~2000年3月 |
武蔵丸(12) | 米国 | 1999年7月~2003年11月 |
朝青龍(25) | モンゴル | 2003年3月~2010年1月 |
白鵬(45) | モンゴル | 2007年7月~ |
日馬富士(9) | モンゴル | 2012年11月~2017年11月 |
鶴竜(6) | モンゴル | 2014年5月~2021年3月 |
稀勢の里(2) | 茨城県 | 2017年3月~2019年1月 |
照ノ富士(4) | モンゴル | 2021年9月~ |
バナー : 照ノ富士(右)と攻め合う白鵬。2021年名古屋場所の千秋楽(共同イメージズ)