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全国の美容室の数はコンビニの4.5倍!

経済・ビジネス 社会

オフィスを出て徒歩1分圏内にセブンイレブンもローソンもファミリーマートもある。便利で助かるけれど、ちょっと多すぎるのでは?と思っていたら、全国の美容室の数はもっともっと多かった。

日本フランチャイズチェーン協会のまとめによると、2020年末時点の全国のコンビニエンスストアの店舗数は5万5924軒。都心のオフィス街や主要駅の周辺にはコンビニがひしめきあっていて、徒歩1分圏内にセブンイレブンもローソンもファミリーマートもあるなんてことも珍しくない。

一方、厚生労働省が毎年公表している「衛生行政報告例」によると、美容院の数は年々増え続け、2019年度末時点で前年度比1.3%増の25万4422軒。コンビニの4.5倍以上にも及ぶ。漸減傾向の理容店ですら19年度末時点で11万7266軒と、コンビニの倍以上もある。

これほどの差があるのに、多くの人は「美容院があふれている」とは感じていない。コンビニは特定の店舗に限らず、毎日のように(時には1日に何度も)利用するので目に入りやすいが、髪を切るのは1~2カ月に1回で、利用する店も限られていることが影響しているようだ。

バナー写真 : PIXTA

コンビニエンスストア コンビニ 厚生労働省