“路上飲み”したことある10.5%―東京都若者アンケート : 過半数が緊急事態中の外出は週1日以内
社会 暮らし
新型コロナウイルス感染拡大以降、飲食店への時短営業や休業要請が相次ぎ、若者がコンビニ前でたむろして飲んだり、ベンチのある公園で深夜まで騒ぐ「路上飲み」「公園飲み」が問題となっている。しかし、都が実施した若者アンケートからは、圧倒多数はまじめに自粛生活に取り組んでいることがうかがえる。
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東京都が都内在住の10代(15歳以上)~30代の1300人を対象に実施したウェブアンケートで、「今年になってから、路上飲みや公園飲みをしたことがある」と回答したのは10.5%だった。「誘われたらやっちゃうかも」という気弱な人も6.5%いるが、圧倒多数の83%は「今までもないし、今後もしない」と答えた。
緊急事態宣言中に通学と仕事以外で外出する頻度は「週0回」25.2%、「週1回」27.7%で過半数だ。外出の主な目的は「買い物」70.2%、「散歩や運動」40.8%で、最低限の外出に抑え、自粛生活を送っていることがうかがえる。
外出する理由としては、「不要不急には当てはまらない」34.6%が最も多く。「一人なら問題ないと思った」「感染対策しているから安全」と考える人もそれぞれ2割。「自粛疲れ」と答えた人も14.1%いた。
バナー写真 : PIXTA