迫る、コロナ第4波 : 首都圏と大阪、宮城の新規感染をグラフで比較
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首都圏1都3県、宮城県、大阪府の12月からの4カ月間の新規感染者数の推移のグラフを並べた。宮城と大阪の急増ぶりが一目瞭然!
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3月21日に2回目の緊急事態宣言が全面解除されから10日。新規の感染者は下げ止まるどころか、ジワジワと増加傾向にある。
首都圏1都3県は2月下旬から新規感染者数が下げ渋っており、緊急事態宣言解除によるリバウンドが懸念されている。中でも、東京都は11日間連続で新規感染者が1週間前の同じ曜日を上回っており、微増傾向が続いている。埼玉県、千葉県、神奈川県は下げ渋ったまま横ばいが続いている。
これに対して、18日に独自の緊急事態宣言を出した宮城県と、特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用を国に求める意向を示している大阪府の新規感染の増加が顕著だ。吉村洋文府知事は29日、「市中感染の入り口に入っている。第4波に入ったと分析している」と危機感を表明。30日の大阪の新規感染は東京を大きく上回る432人だった。
(注意 : グラフは感染者増減のトレンドを比較するために列挙している。自治体ごとに縦軸の設定が異なるため、単純に人数の比較はできない)
バナー写真 : 大阪府の吉村洋文知事(時事、2021年3月26日)